先日!患者さんとお話しをさせて頂いているときに「こむら返りになったらお薬を飲んでます」と仰っていましたので、即効させる治し方をお伝えしました。よくお聞きするのは『痛むところを只管さする』『強く揉む』『只々、治まるまでガマン』などなど。お薬を飲むのも取りに行かなければならなかったりと、痛みに耐える時間の経過の長さばかりが、こむら返りの特徴的なところかもしれません。こむら返りの原因は筋肉疲労やミネラル不足!多くは足首や親趾の先が下がった姿勢の際(就寝時・背伸び・正座・水泳)など。こむら返りの発生時の肢位を見ますと(左上の写真)足関節が底屈位(足先が下を向いている状態)となっていて、痛みのある腓腹筋(ふくらはぎ)が固く緊張しています!さて、いち早くこむら返りの痛みを取り去るには、もう一度!左上の写真を見てみましょう!足関節が背屈位(足先が上を向いている状態)になっています!底屈位だった足関節を強制的に背屈位とするだけで、すぐに痛みは消え去ります。要するに痛む状態の反対の状態にするだけなのです。相撲の蹲踞(そんきょ)をするだけでも治まります。足の親趾のこむら返りの場合は、足の親趾が下を向いていますから、上に強制的に向かせることで治まります。手の指のこむら返りの場合は、その状態の反対に引くと治まります。非常に簡単な方法ですので、行なってみましょう。水泳(海水浴)の前にこのことを伝えることは、とても大切だと考えます!「もうパニックにはならないと思います!もう慌てなくても大丈夫です!安心してくださいね」^^/
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