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新玉収穫しました!

 

 新玉ねぎ収穫しました!おいしそうな新玉3つ・・・。いや!2つ。僕の手よりも大きく育ってくれました。とう立ちしたものは仕方がないので、とう立ちしなかった玉には「まだまだ大きくなれよ~」と声を掛けたり、思いを込めたりしていたら!それからグングンと育ってくれたように思います。もちろん!完全無農薬です!

 

この玉ねぎは、お袋がひとりで植えてくれました。今年はとう立ちが多くありましたが、良い勉強になったような気がしています。農業に関しては「生涯勉強ですよ」と93歳の大先輩に先日言われましたが、正にその通り!だと改めて思いました。

 

なかなか眠れない方には、新玉スライスを皿にのせて、寝室に置いてくださいね!「よ~く眠れますよ」お試しください。とにかく!めでたく新玉収穫しました


タマネギのとう立ち!

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日!患者さんが、タマネギのとう立ちの話題で盛り上がっておられたので、僕も色々と参考になるお話を聞かせて頂きました。本当にありがとうございます。タマネギのとう立ちが多くてがっかりされている方と、とう立ちの無い方がいらっしゃいましたので大変に分かり易くお聞きしました。

 

我が家のタマネギは上の写真の通りで、赤タマネギは大きく育ち!とう立ちはありませんでしたが、普通のタマネギは1/3が、とう立ちしていました。大半のとう立ちしたものは、お袋が収穫してくれましたが、まだとう立ちしている玉があります。

 

今年は降雪が著しく少なかったのが原因なのでは?という考えが出ましたが!とう立ちがあった方も無かった方も、ここ砺波の方ですので、消去法が成立します。種まき時期や苗の生育が良すぎたのでは?肥料のやりすぎか、肥料不足が原因なのでは?と、いう考えはみなさん納得の様子でした。

 

我が家のタマネギのとう立ちは、土壌の栄養が足らない!と、いう考えで一致しました。とう立ちした土壌は、田圃の粘土質の土を混ぜ込んだもので、乾くと!固いんです。ハンマーで粉砕して混ぜ込んだ土壌なのです。肥沃な土壌にするにはもう少し時間が必要な感じがします。

 

調べてみると!花を咲かせる為に茎が伸びる事をとう立ちといいます。土壌豊かな土づくりが大切で、肥沃な土壌でない所で育てても、途中で子孫を残す為のスイッチが入ってしまい、花を咲かせようとするのだそうです。ひと様が植えておられるのを見て、慌てて植えるよりも時期を見て植えたほうが良いのかもしれません。

 

しっかりと立派に成長した苗よりも!弱々しいヒョロッとした苗のほうが、育てがいがあるというもの!なのだそうです。^^

 

その他にも面白い事を知りました。^^

 

低温でとう立ちする代表的な野菜として、大根・白菜があり、高温でとう立ちする代表的なものは、レタス・ホウレン草だそうです。

 

色んなお話が聞けて、本当に勉強になりました。

野菜って本当に不思議なものですね。

感謝して頂きま~す。^^


地産地消!

道の駅となみ」で地元野菜を求めました。流石にチューリップフェアへのお客様でい~っぱい!でした。

県外ナンバーに九州、関西、東北など、遠路はるばる全国からいらしていてビックリでした。^^

 

地元野菜に苗加納豆!まると牛乳など!丸ごと砺波がギッシリなのです。お作りになっている方の名前も張り付いていて「あ~!この姓はどこそこですね」と詳しい産地も分かります。『地産地消』という言葉をよく耳にします。僕も正にその通りだと思います!

 

一歩さがって視野を広げてみると・・・。

 

『にっぽん全国!みな地産地消だね~』って思います。

いつもおいしい食材をありがとうございます。^^


いつの時代も食!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左は幕末の屋台で、右は魚屋です!時代を感じさせられる写真です。屋台では何を提供しているのか分かりませんが、魚屋には干物が(おそらくは鮭)吊られているようです。手元では鱗を落としている風にも見えます。いつの時代も食!であり、薬食同源!医食同源!なのです。どんな食材も感謝して美味しく頂く事によって、血となり肉となり気が満ちるのだと思います。

 

「合掌!頂きます」「合掌!ごちそうさまでした」

「おいしかった~ぁ」食した人も、作った人も大満足!

これで、医食同源!薬食同源!だと僕は思います。

 

本当においしく頂けることに感謝ですね。

もちろん妻にも感謝です。

ありがとう。^^


休肝日してますか?

正月気分もようやく落ち着いてきた感が致します。忘新年会と休みなく働いてくれた肝臓に昨日、やっと!お休みをあげました。^^

 

タイシャップで肝臓を温め、からだを曲げたり、捻ったりしながら肝臓の血流促進を図ることをお伝えしてきましたが、休肝日(お酒を飲まない日)を設けることにより肝機能を整えることが出来ます。先日のみかんも肝臓に良い食べ物であり、トマトも嬉しい食べ物です。然し!トマトは旬のものではありませんので、ケチャップを使ったお料理を食べるのもお勧めです。

 

今日は大雪警報ということもあり、日頃!疲れたからだや肝臓をのんびりと休ませては如何でしょうか。

 

ほんとにいつもありがとう。

感謝!肝謝!です。^^


みかんを食べよう!

このみかん!和歌山の無農薬みかんなのです。おいしいのなんの!いくつでも食べられます。「何気なくそこにあるから食べている」などと言ってる場合じゃありません!

 

みかんの効果は、おいしさと等しくすばらしい果実なのです!風邪は万病のもとであると日本人は教えられます。みかんは風邪ばかりではなく!癌をも抑制する大いなる力が秘められています。最近の研究では、骨粗しょう症にも効果が高いことが分かってきたと言われています。

 

ビタミンCが豊富で「シネフィリン」との相乗効果で風邪などに対する免疫力をUPし、またビタミンCと「ヘスぺリジン」の働きで、動脈硬化・抗アレルギー作用・癌予防に効果を発揮します。「βクリプトキサンチン」「オーラプテン」においても強力な癌抑制!があると指摘されています。また最近では高齢化が叫ばれていますが、骨粗しょう症の予防にも効果があり、注目されています。(凄)

 

最近は冬将軍がお出ましになって、あまり体を動かさないことが多くなり、便秘癖のひとは困りますが、みかんに含まれる「食物繊維とペクチン」でコタツに入ってみかんを食べる簡単な方法で整腸作用を引き出して便秘解消してください。(楽)

 

これは!無農薬で栽培したみかんとワックスの吹きつけがないみかんでないと出来ませんが!皮を保存して自然乾燥させます。これで漢方薬「陳皮」の完成です。冷え症のみなさんには袋に自作した「陳皮」を浴槽に入れて温まってください。最高の冷え症解消法ですよ~。

 

洗剤を使わずに食器を洗うことが出来ますので、おいしい焼き魚を頂いたあとのお皿にどうぞ!もう一度!おいしい『みかん』に注目してみませんか!「ビックリポンだす」^^

 


キハダ

先日!患者さんから「これ、キハダと言います!何に効くんですか?」と手渡されました。(!?)

 

ご覧の通り!木の皮を削いだもののようで、春ウコンと同じ色をしています。匂いはやはり!木の香りがあって、苦みがありそうです。早速!調べてみました。^^

 

 

         キハダ(黄柏)

 

ミカン科キハダ属の落葉高木で、アジア東北部、日本中の山地落葉広葉樹林帯に自生しています。樹高は10~15m程度で、20m以上になるものもあります。5月~7月初旬にかけて円錐花序の小さい黄色い花が見られます。

 

樹皮はコルク質で外樹皮は灰色、内樹皮は鮮黄色です。この樹皮からコルク質を取り除いて乾燥させたものは生薬の黄柏(おうばく)として知られ、薬用の他にも染料の材料としても用いられてます。

 

黄柏には、ベルベリンを始めとする薬用成分が含まれ、強い抗菌作用を持ち!コレラ・チフス・赤痢などの病原菌に対して効能があります。主に健胃整腸剤として用いられ、陀羅尼助、百草などの薬に配合されています。また強い苦みの為!眠気覚ましにも用いられていたと言われています。また消炎作用から湿布にも使用します。

 

キハダって凄いものなんですね!驚きの強力な抗菌力です!コレラ・チフス・赤痢に効くなんて・・・・・。僕は思うのですが!

これら3疾患だけではなく、さまざまな疾患に良いのでは?と。

 

正に『良薬は口に苦し』そのものですね!西洋医学どっぷりの現代に「キハダ」をはじめとした生薬の凄さ!すばらしさがもう一度!浸透していけば・・・。

 

そう思った次第です。

柴田佳一 拝、

 

 


柿の凄さ!(薬食同源)

昨日!魚津から戻ると玄関に見事な柿がお出迎え!「どなたから?」と思っていたら、今朝来院された患者さんだと分かり、感謝感激です。見たことのない形状なので聞いてみると『八文字』という日本の古い柿で古来からの種だとお聞きしました。クラシック派の僕ですから、この柿は日本の宝物です。^^

 

それではいきましょう!

 

           柿(かき)

 

効果効能:抗がん作用・インフルエンザ、風邪の予防作用・高血圧

     の改善と予防作用・感染症の予防作用・老化防止作用

     二日酔いの改善

 

「柿が赤くなれば医者が青くなる」ということわざがあるように柿はすばらしく!凄いものなのです。柿に含まれているビタミンCと

β-クリプトキサンチンの相乗効果で強力な抗がん作用があります。

ミカンの約2倍もあるビタミンCの作用で風邪を予防します。カロテンも豊富で、体内でビタミンAに変換!粘膜に働き、これからの時期に多い乾燥肌や肌荒れを改善!そして予防します。

 

また!柿は僕の為にタンニンでアルコールを分解し、カリウムで塩分や摂りすぎた水分を排出します。「ありがとう柿!助かっておりま~す」これは干し柿でも効果は絶大です!柿の葉も乾燥し煎じて頂くと美肌効果があります。ビタミンC茶ですね!

 

ことわざの通りの『柿』なのですが、今ではあまり各家庭にはなくなっている現実があります。このように凄い柿を各家庭に植えていけば、健康増進や維持に充分寄与するものと考えます。

 

よろしければ柿を植えませんか!?「家庭に一本で医者を青くしよう」チョット言い過ぎかもね!^^

 

(付け足し)

「杮落とし」と書いて「こけら落とし」と読みます!これには違いがあるのです。^^


薬食同源!(りんご)

りんごがたくさん実っています!赤や黄色が緑の間に映える光景は、何とも言えないものです。また!柿の鈴なりのような木もあって、色とりどりのスクリーンが目を楽しませてくれます。

 

今回も昨日に引き続き!薬食同源をお伝えしたいと思います。とてもおいしく!誰もが大好きな『りんご』です!それでは始めます。

 

            りんご

 

効能効果:便秘・下痢・整腸作用・免疫力強化・高血圧・利尿作用

     疲労回復作用・夏バテ・やけど・

 

りんごには、食物繊維であるペクチンが多く含まれ、便秘や下痢などの不調に作用する整腸剤であるといえます。ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌のエサとなり、免疫力を高め病気に罹らない丈夫なからだを作ります。ペクチンはりんごの皮の部分に多くふくまれていますので、皮ごと食すると良いようです。また、リンゴ酸、クエン酸が疲労回復に役立っています!それにカリウムも豊富なので、摂取し過ぎた塩分と水分を排出して高血圧に効果があります。

 

日本には「柿が赤くなると医者が青くなる」と言うことわざがありますが、イギリスには「1日1個のりんごで医者いらず」と言うことわざがあるそうです。

 

周りをよ~く見て見ると!?様々なおいしい食材がビックリするほどの効能を持ち合わせています。もちろん!副作用(副反応)など皆無であることは言うまでもないことです。僕たちは、その部分をお伝えしたい!只、それだけです。

 

さあ!おいしい『りんご』をたくさん食べて元気になりましょう。

「ありがとう!頂きま~す」^^

 

 


薬食同源!(カボチャ)

今回の薬食同源は、カボチャです!ホクホクおいしい煮物や天ぷらは僕の大好物です。^^

 

日本カボチャはメキシコが原産で、ポルトガル人によってカンボジアから伝えられたことから、カンボジャ→カボジャ→カボチャと呼ばれるようになったといいます。それはさておき!栄養をみていきますと!カロテンが豊富でビタミンB1・B2・C・も多く!カルシウムや鉄分などバランス良く含まれています。なかでも日本カボチャより西洋カボチャのほうが、カロテンも多く、ビタミンCが2倍、エネルギーも2倍ですので、目的によってお好みで選んでください。^^

 

          カボチャ

 

効能:胃潰瘍・風邪の予防・体力回復・浮腫(むくみ)・強精

   肋間神経痛・消炎・鎮痛作用・やけど・虫下し(種を使用)

 

カボチャに含まれるカロテンとビタミンCは、粘膜を丈夫にして風邪や胃潰瘍を予防します。ポタージュが効果的だそうです!^^

 

消炎、鎮痛作用がありますからカボチャを煮てドロドロにします。それをガーゼに塗布して温かいうちに胸の痛みに湿布します。^^

 

やけどは、すばやく冷やさないといけませんからカボチャをすりおろしてガーゼ、またはペーパータオルに塗布するか!そのまま患部に湿布します。乾いたら取り替えてください!

 

カボチャの種は漢方薬として用いられています。皮を取って水洗いし、日干しにしたのちフライパンで炒ります。これは「南瓜仁」なんかじんと言い、虫下しに用います。

 

また「南瓜仁」を10~20gを600㏄の水で半分になるまで煎じます。それを空腹時に飲むと産後のむくみに効果的です。^^

 

「南瓜仁」を1日に10~15個ほどをそのまま食べると精力減退を回復させるといいます。是非!目的に応じて用いることをお勧めしたいと思います。

 

本当にカボチャってすごいんです。

ありがたい食材ですね!

カボチャに感謝!^^