先日!来院された患者さんがパニック障害の発作を起こされました。他の方に分からぬように静かにしておられましたが「息が出来ない」と!
すぐに「大丈夫です!チョットだけ小指の先端に刺激を加えますね」と、一言お伝えして!やや強めに刺激を加えました。「どうですか?」とお尋ねすると!「少し呼吸がしやすくなりました」と答えてくださり、一安心です!!
お尋ねすると『会社の方々』や『ご家族』にもなかなかご理解が頂けない状態であるとお聞きしました。やはり!これは周囲の皆様のご理解とご協力が必要であると考えておりますので、お話し合いをして頂きたい旨!お伝えいたしました。
怠けているのではなく!仮病でもありません!『発作なのです!』
うまく説明しようと思っても苦しくて話すことが出来ないのです!
しばらくすれば必ず良くなるのです!救急車の要請は要りません!
少しだけ横になっていたいので、今はそっとしておいてください。
伝えたくても!うまく伝えれない場合は、一枚の紙に書き留めておきましょう。それを取り出し、見せて!理解と協力を求めることをお勧めします。「まだ良くならんのか!?」とばかりにしかめ面!は、絶対にしてはなりません。周囲のご理解が必須であることをここに強くお願いする次第です。
小指の先端にやや強刺激!これで間もなく静まります!安心してください。「大丈夫です!」
一考一助になればと存じます。
柴田佳一 拝、
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