先日にお伝えした『フレイル』をもっと分かりやすくすると「加齢による心身の老い衰えた状態」となります。よく、可愛いお孫さんにおからだをマッサージしてもらうことがあるかと思います。本当にありがたいですよね!ひとにもよりますが『フレイル』的な、背中の少し丸くなった体型の方や80歳をお過ぎになられた方に力強いマッサージを行ないますと!翌朝におからだの異変を覚える方が少なくはありません。以前に90代女性が膝が痛いので、家族の方にマッサージをして欲しいとお願いされたそうです。「もっと強くして」の要求に応えられた翌朝!痛くて動けず膝関節が腫れてしまい整形外科を受診することになりました。そうなりますと安静が第一となり、筋力の低下から筋量減少となり『サルコペニア』となります。これは、マッサージではなく!動かせる範囲のなかで、そして無理のない範囲で動かせる部位の関節と筋肉を動かすことによって予防が可能となります。大丈夫です!今回、お伝え出来て良かったです。^^
高齢者の痛みについて
最近!『フレイル』『サルコペニア』という文字や言葉をお聞きになったことがある方は少なくはないと思います。聞いたことがあっても、意味がわからなくとも、そのまま流してしまっている。これもまた少なくはないのではないでしょうか?『フレイル』とは「加齢や疾患により、身体的・精神的な様々な機能が徐々に衰え、心身のストレスに脆弱(ぜいじゃく)になった状態」のことを指します。『サルコペニア』とは「加齢による筋肉量の減少及び筋力の低下」のことを指しています。高齢の方!人生の大先輩の方が「ぎっくり腰」になられた場合!特に『安静が第一で、冷やすこと、10日ほど寝ていれば動けるようになる』と未だに思い込んでおられることが、余りにも多い為に『フレイル』『サルコペニア』になられる場合が多くなります。これらは明らかに予防できるものであり、今までのお考えを変えて頂くことになります。「ぎっくり腰」は、患部を冷やして安静にするのではなく、温めて動かすことが最も重要なことになります。今までの方法では『フレイル』と『サルコペニア』を助長してしまう可能性がある!!と僕は思います。もう一度!これらはすべて予防できるものです。
このブログが福音となれば、一考一助になれば幸いです。
富山県砺波市 柴田接骨院 柴田佳一 拝、
思い込みを外そう!
ぎっくり腰は『安静が第一・炎症だから冷やす・入浴厳禁・飲酒厳禁』だと思われている方がとても多いと感じています。そして『安静にしていれば7日から10日で動けるようになるから』と只管に寝ておられる場合がありますが、ぎっくり腰はその場で一瞬にして良くなるものであり決して長く痛みに耐える必要はありません。整復法や三導療法、そして運動療法にて痛みや運動制限を取り去ります。『運動なんてとんでもない』という思い込みは外して頂ける運動法があります。動けば動くほど痛みとこわばりが消え去り、可動域が広がります。コルセットや腰痛ベルトも必要としません!このブログが「思い込みを外せる」要因となりますように。
富山県砺波市 柴田接骨院 柴田佳一 拝、
自分で調べること
以前の考え方や方法などの思い込みを変換させることが必要になってきていると僕は思っています!例をあげるとすれば、50年前のスポーツ選手は『水を飲んではならない』という滅茶苦茶な方法を強いられていました。当時はそれが当然なことであり、只管我慢の延長でした。今では、スポーツドリンクを摂りながら競技をしています。『コレステロール値は卵を食べると上昇する』というのも間違いでした。『塩分の摂りすぎ高血圧!』『ぎっくり腰は只管安静!』などなどキリがありません。「前からそう聞いているから」「テレビで言っていた」「みんなそうしているから」ではなく、情報に流されることなく自分自身で詳細に調査をして、行動することが今!とても大切であると僕たちは考えています。^^
確信をもって行動すること
今日の天候の流れとしては、曇りから雨となり、再び曇りから晴れとなる一日となりました。テレビも新聞も見ない日が続いているので、一日の流れはとても興味深いものとなっています。『風が強くなってきたので雨が来るかな?』『西の空が明るくなってきたから多分!晴れてくるかな?』など思いを巡らせるなどして、結果がそのようになるとチョットだけ嬉しくなっている自分を笑ったりなんてしています。色んな情報を断ち切ってみることもある意味では冒険なのかもしれません。テレビばかりを見ていると刷り込み的に思い込んでしまうこともあり得ます。今の世の中!情報を鵜吞みにしないで分からないことは、よく自分で調べてみること!流されず確信をもって行動することが大切だと僕は考えています。
思い込みを外そう 2
先日!「早朝に腰に激痛が走り、起き上がることが出来ないのでお願いしたいのですが」と、ご予約を頂きました。午前は全て予約が入っていましたので、午後一番に来院して頂きました。武道をされている方(60代女性)で、昨日のお稽古中に腰に違和感をお感じになられたそうです。夜中の気温も低く、こわばりが痛みを助長したもので、お稽古中に神経枝を傷められたものだと感じました。『ぎっくり腰』と判断して治療に当ります。三導療法にて頭部・前腕・足部の3点をやや強めに刺激を加えます。40%の改善しかありませんので運動療法に切り替えますと効果は100%の改善回復を見ました。15年前に交通事故にて、腰の激しい痛みを体験されており、それが一定の思い込みとなっていると思われます。『腰の痛みは、絶対安静が第一であり1週間から10日間はかかるもの』や『お風呂や飲酒などとんでもない!冷やせ冷やせ!そのうち治る』など半世紀前の治療法ではなく、現在はその真逆の治療法で、その場にて治癒することも可能となっているのです。「治療後には武道のお稽古にも変わらず参加できました」と笑顔で仰ってくださいました。僕たち治療家としては、患者さんとご家族の笑顔は最高の宝物であり、喜びなのです。「こちらこそありがとうございます!どうぞお大事に」(写真のスイセンは可愛いだけでなく土竜対策になっています!何気なく存在して誰かの役に立つってステキだなあ何て思っています)^^/
思い込みを外そう
昨日の夜にクシャミをした瞬間!腰に激痛が走って身動きがとれない状態になられた20代女性!今朝の状態は何とか動けるようにはなっているのですが、職場の方に受診を勧められ「つらかったら家に帰りなさいね」と、やさしくも思いやりの言葉を頂いたそうです。ステキな職場ですね。僕は『ぎっくり腰』と判断し治療に当ります。この場合は3点のみを刺激する三導療法で十分と考え、一瞬であの激しい痛みは雲散霧消しました。「はい、如何ですか?」『え!あれ?痛くない!!何で?不思議!?』お聞きすると『ぎっくり腰』は安静安静!お風呂なんてとんでもない!冷やせ冷やせ!寝てなさい!という言葉ばかりで、そう思い込まれている方は少なくないと拝察します。しかしながら、それは真逆であって症状を長引かせる要因となります。柴田接骨院では『ぎっくり腰』には整復法や三導療法!超医療と喝破されるごしんじょう療法を臨機応変に施し、つらい痛みや運動制限を即その場で取り去ります。今回ご紹介した20代女性!「今から職場に戻りま~す」と可愛い笑顔でお帰りになられました。今日で思い込みは外せたかな?「お風呂もお酒もOKです!どうぞお大事に」^^/
20代の記憶
2月5日(日)NHK大河ドラマ『どうする家康』を見ていて「面白いな」と思うところがいくつもあります。過去の大河ドラマの主演だった方が何人も出演されているので『平清盛』ではどうだった。『利家とまつ』ではこうだった。『黒田官兵衛』はそうだった。などイメージがまだ残っているのかもしれません。前回!織田信長が待つ清洲城の前に立つ元康!正にそこは僕のイメージする清州城ではなく、僕が20代前半に中国の故宮を訪れて見た光景とそっくりでした。石の階段の両脇の勇ましい龍はなかったものの中国の故宮正面じゃないの?と思いました。中国の故宮を訪れたことのある方なら、僕の思いと同じではないかと拝察します。「大河ドラマ」と銘打っているので、そこは楽しむところ!なのかもしれません。正に「どうする家康」ですね。^^/ ☆(写真は無関係です)
お伝えしたいこと
最近!気になっていることがあります。それは、お怪我をされたところ、痛みのあるところを「ほぐす」目的で、テニスボールを当てられたり、マッサージ機を使用されたり、ご自分で揉んだり、ご家族さまに強いマッサージをして頂いたり、といったことから翌日に「起き上がれない」「動けない」といった症状が表れることがあります。特に『ぎっくり腰』などはとても多く見受けられます。それは決して『好転反応』ではなく『悪化』であると僕は考えています。痛むところに手を当てるのは、人間の当然の行動であり「手当て」と言われます。手を当て、擦るまでにしておいてください。『ぎっくり腰』は何日もかかるものでは決してなく、すぐにその場で軽快するものです。季節的にも寒くなってきますので、冷やさずに温めることが最重要になってきます。今までの「安静・冷やす」といった思い込みは外してまいりましょう。すみません!最近、特に気になってお伝えしました。今までの思い込みは、写真のように水に流してしまいましょう。^^