鬼柚子・獅子柚子
いつもお世話になっているご近所さんから『鬼柚子とみかん』を頂きました。「天神さまに飾ってください」と言われました。ここ富山や福井、岐阜の一部では、12月25日から1月25日まで天神さまをお祭りする風習があります。その際にお飾りしたいと思います。「いつもありがとうございます!感謝です」写真の上は、みかん。そして下に鬼柚子が写っています!鬼柚子にはもうひとつ!獅子柚子という別名があり、鬼や獅子は邪悪なものを排除してくれる縁起の良い生きものとして扱われています。柚子ほど香りはありませんが、お砂糖と合わせた料理は格別だとか!我が家では今!玄関に置かせて頂いてます。縁起物ですから仕事の前と後に七ちゃんの頭のようにやさしく撫ぜてあげようと思います。^^
雷さまの話
今日は雷(かみなり)さまの話をしようと思います。「かみなり」は神が打ち鳴らすものと信じられており「神鳴り」と呼ばれていたことに由来します。俵屋宗達作の『風神雷神図屛風』の雷神には太鼓が描かれ、これを打ち鳴らす音が「かみなり」と考えられています。雷の別名には「いなずま」「いなづま」があります。稲が開花し、そして結実する夏の終わりから秋にかけて、雨に伴い雷がよく発生します。稲は雷を受けて結実するものと信じられていたので、雷と稲を関連づけて『稲の妻』(配偶者)と解し、『稲妻』(いなづま)『稲光』(いなびかり)と呼ばれるようになりました。以前にもお伝えしましたが、雷が発生しますと燐(りん)が大気中に発生し、そして田や畑に降りそそがれ作物の栄養となること!など正に天からの恵みであると思います。古くから伝わっている『雷が落ちるとキノコが育つ』という話もすべて理にかなうものだと思います。写真は南砺市にご鎮座になります越中一宮高瀬神社の鳥居です。黄色のしめ縄に白い紙垂がありますが、これ正に「かみなり」だと僕は思っています。(拝礼)
日本一富士山の話!
11月3日文化の日に越中一宮高瀬神社に参拝してきました。本当に久しぶりの参拝で、晴れの日で良かったです。明治節祭が執り行われていました。高瀬神社のご祭神は『大国主命』(おおくにぬしのみこと)「福の神・結びの神・医薬医療の神」です。凛とした空気のなか気持ちよく参拝させて頂きました。巫女さんも明るくてかわいい方で、こちらまでこころが明るくなりました。「ありがとうございました」(感謝)さて、写真は日本一の富士山です!高さ3775.63mを誇る日本一の霊峰です。富士山は神が宿られる山で、8合目から頂上は静岡県でも山梨県でもなく富士山本宮浅間大社の境内であり、都道府県に属さない特別なご神域です。山頂には富士山本宮浅間大社の奥宮があります。正に特別な場所!富士山頂にある山小屋の郵便番号は〒418-0011で静岡県となっています。
海の話から
以前に我が家の「禊ぎ」の話しを致しました。コメントも頂き大変嬉しく思っています。海を感じるときにふと思い出すのですが、30年以上前だと記憶している富山県内企業さんのテレビCMのナレーションが、僕の頭のなかで流れてくるのです。それは『海辺に打ち寄せる波の回数は1分間におよそ18回!18の2倍の数は36、これはおよそ人間の体温!36の2倍の数は72、これはおよそ人間の脈拍数!72の2倍の数は144、これはおよそ人間の血圧!144の2倍の数は288、これはおよそ赤ちゃんがお腹にいる日数である』というもの。僕は思います!生きものは海から誕生したのだ。海(うみ)は、産みと同じなのかもしれない!と。(畏れ多い自論です)では何故?2倍の数にそれが表れるのか!それは産まれるときは、およそひとりですが、いずれふたりになるから2倍とお示しされ、理解できるようになっていると思うのです。
前にもお伝えしましたが、10月は出雲地方を除き「神無月」となっています。出雲にお集いになられます神々が神議にて縁結びもなされるとお聞きしています。やはりおふたり分!ということを「2倍」としてお示しされているのだと思います。世のなかの独身の男女は、おそらく11月から少なからずご縁があるのだろうと僕は思います。そして何故か嬉しい気持ちになるのが不思議です。ありがとうございます、海にそして神々に只々感謝です。
富山県砺波市 柴田接骨院 柴田佳一 拝、
今日から10月神無月です
今日から10月『神無月』です。これは、全国にお鎮りになる神々が一年に一度!目には見えない「神事」を司られる『大國主大神』さまがご鎮座になります「出雲大社」にお集いになられ、人々の「しあわせ」のご縁を結ぶ会議「神議」がなされます。それ故、古来より出雲地方では10月は神さまがお集いになられるので「神在月」と申されます。頃奈のなかではありますが、ご縁を結ばれる方々のしあわせをこころから祈りたいと存じます。出雲地方だけが『神在月』(かみありづき)なんですね。