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天神講(てんじんこう)

福井県と富山県、そして岐阜県の一部で行なわれている天神講。12月25日に終い天神、そして1ヶ月後の1月25日に初め天神を行なうという神道行事です。この天神講!日本全国で行なわれているものと、正直!思っていました。それが最初にお伝えした3県だけであると10年前に僕は知りました!!とても驚いたことを今でも鮮明に覚えています。10年前の2013.12.28カテゴリー 日本人らしく 天神講を考える にて詳しくお伝えしています。自論ではありますが、天神さまと祀られている菅原道真公と牛の関係もお伝えしています。日本の陰陽道も垣間見える天神講。何故今まで続いているのか!?この天神さま菅原道真公を描いた日本画家は母方の祖父、城寳清太郎の僕への大きな愛情を感ずる作品です!こころから感謝しています。「爺さま、本当にありがとうございます」 孫 佳一 拝、


1月7日は何の日?

今日は1月7日(土)08:08に令和5年初めての満月でした。これは月の満ち欠けによって日は変動します。変動しない日本国の行事としては『人日(じんじつ)の節句』があります。五節句のひとつであり、1年の無病息災を祈り1月7日に「七草粥」を頂くのです。あとは『爪切りの日』といわれ、新年を迎えて初めて爪を切る日となります。七草粥に爪を少し浸してから切ると1年の無病息災が叶うといいます。そのほかには、1月7日に白い馬を見ると縁起が良いとも。色んなことに願いを込める日本人の奥深さを感じるのは僕だけではないと思います。あとは地域によっても変わりますが、我が家では今日、正月飾りを納め、左義長(我が家のお隣りで14日開催)でお焚き上げします。そして来週の11日(水)に鏡餅を納め、鏡開きをします。以前までは左義長のときに鏡餅を「餅より」あ!もとい「持ち寄り」皆で美味しく頂いたことを思い出しています。今年も日本中!いや、世界中のひとびとが頃奈禍を吹き飛ばし、健康で暮らせますように祈っています。写真は、我が家の花梨の木に一休みする雀たちです。^^/


大晦日

今日は『大晦日』(おおみそか)です。「みそか」とは何なのか?「みそか」は「三十日」そのまんまなのですが、『月の最終日』を表す言葉です。読みは、晦日「みそか」「かいじつ」晦「つごもり」があります。「みそか」は月の三十番目の日(三十日)の意味なのですが、三十一日迄ある月は三十一日を「みそか」と言います。旧暦では、毎月の「みそか」と一年で最後の「みそか」である今日!十二月末日に大を付け『大晦日』と呼びました。^^


ここに阿尾城があった

奈良時代に越中国守の大伴家持が「英遠の浦」(あおのうら)の呼び名で『万葉集』に歌を詠まれています。断崖が海に突き出したところにあった阿尾城。戦国時代に築かれた阿尾城は、想像するだけでも誰もが目を引くお城であったと思います。築城は、阿尾川下流一帯の八代保という荘園を拠点に能登でも活躍した屋代(八代)氏でした。荒山峠を越えて能登に向かう荒山街道と山岳信仰の拠点!石動山へ向かう大窪道があり、氷見市北八代には箭代神社(やしろじんじゃ)がご鎮座になっています。


台風鎮めは風の盆?

倒れずに咲いてくれた菊芋(きくいも)の花です。19日から20日にかけて強力な台風14号が直撃する予報から、我が家でも対策を行ない待ち受けていましたが『無風状態』。3:00過ぎには少し雨風が強まり「いよいよ来たか!?」と身構えるも、コオロギが再び鳴き出す始末!そしてまた『無風状態』そのうちに夜明けとなりました。「えっ!台風はどうなった?」そうなんです!台風はどうして鎮まったのか?色々とご意見を聞いていると。9月1日から「越中八尾のおわら風の盆」が2年ぶりに開催されました。この「風の盆」は『風を鎮める踊り』なのだそうで、歌詞に『越中で立山加賀では白山、駿河の富士山三国一だよ』とあります。これ正に霊峰三山に護って頂いているのかもしれないという不思議な話です。^^


おかげさまですね

昨日に引き続き、良い日となりました。秋の訪れを感じています!今年の夏は、ずっとず~っと梅雨だったような、そんな気がしています。強い台風の進路も少しづつ上に向かうように変化を見せています。「これもまた白山と立山のおかげさまですね」と笑顔で言われる患者さんの言葉に同感!「いや、本当にありがたいことですね」とお答えしました。立山連峰から昇る太陽に手を合わせ、拝礼されている光景を目にします。子どもの頃には当たり前の光景!その姿にすごく日本人のこころを感じます。


おわら風の盆

今日から9月です。『おわら風の盆』が富山市八尾町で開催されると、全国からたくさんの方々が、一目見ようと来られます。『おわら』は「お笑い」が転じた説や豊作を願う「大藁」からの説、そして八尾町小原村(桐谷地区)の娘による歌から広まった説があります。風を鎮めることを祈る踊りだということです。『越中で立山、加賀では白山、駿河の富士山、三国一だよ』すごいお囃子が入っていて感動してしまいます!男踊りは農作業を女踊りは蛍をとるようすを表しているのだとか?お顔が見えそうで見えない。(残念!)でも、とてもきれいな踊りにまた感動ですね。^^/


農薬不使用駆除法

以前!柿の木に『アメリカシロヒトリ』が緑の葉を食べ、茶色に変色した葉の上の枝の部分を切り取り、菜園に大きな穴を掘り、そのすべてを埋めて駆除した話をお伝えしましたが、やはり家屋の壁などの上の部分にくっついている『アメリカシロヒトリ』が少なくなりましたが、まだいます!どうしようかと思案していたら妻が「台所洗剤(界面活性剤含有)を希釈してスプレーすると良いみたい」って教えてくれました。早速!写真のように蓄圧式噴霧器(798円)を購入して、洗剤を入れ100倍に希釈するように水を入れて圧力をかけ『アメリカシロヒトリ』のいる場所に噴霧しました。『アメリカシロヒトリ』と共に巣となった葉や枝を宝として土中に埋めて、土に返す方法と併せて、この洗剤希釈駆除法も『農薬不使用駆除法』として行なうに良き方法だと思います。もちろん!晴れの良き日に行ないましょう。結果としてはとても良好ですので、是非!おススメします!^^/


宝として土に返す方法

先日から気になっていたのですが、柿の木の葉に『アメリカシロヒトリ』が発生し、緑の葉から茶色に変化している状態になりました。茶色に変色した所から上部の枝を切除し、再び葉と枝を細かく切り刻み、ゴミ袋にすべてを入れ『アメリカシロヒトリ』が外に出ないように強く縛りあげました。燃やすことは、周囲への影響を考慮して、我が家では菜園に深く大きな穴を掘り、細かくした枝葉と『アメリカシロヒトリ』をゴミ袋からすべて出し、土中深く埋めて処理しました。その内にミミズ君たちが肥沃な土壌に変化させてくれます。自然の摂理に適った対策法だといえるのではないかと僭越ながら思っています。ゴミとして捨てるより、宝として土に返すという方法です。如何でしょうか!?ご一緒くだされば幸いです。^^


改めて一考すべきこと

今日の北日本新聞(地域ニュース)に大きく『屋敷林の役割 遊んで学ぶ』の記事が掲載されていました。以前にも拙ブログにてお伝えさせて頂きましたが、僕の住んでいる砺波市の散居景観は、先人たちが残してくれた!とてもすばらしく、理に適った生活の知恵がギッシリと詰まったものであると僕は思っています。以下、北日本新聞より転載させて頂きます。「いつもステキな記事の掲載をありがとうございます」^^

 

(転載開始)

 散居村の景観保全に向け、砺波市と市屋敷林等保全委員会(宗景昭委員長)は5日、市内の小学4~6年の児童と保護者を対象にした屋敷林の体験ツアーを開いた。子どもたちは遊びながら、砺波平野が誇る自然や文化に触れ、屋敷林の役割を学んだ。

 

       カイニョと生きる  自然・文化に触れる

 

 子どもに屋敷林の魅力を伝え、保全につなげようと2016年度から行なっている。この日は親子9組が参加。砺波市秋元の砺波カイニョ倶楽部代表幹事、高畑邦男さん(72)方を訪れた。子どもたちはスギやツバキが茂る庭で、ブランコに乗ったり、「スンバ」と呼ばれるスギの落ち葉を集めホットドックを焼いたりして楽しんだ。屋敷林の内と外の温度の違いを調べ、屋敷林の役割に理解を深めた。庄南小5年の境晃希君は「日陰が多くて涼しかった。屋敷林がずっと残るように支えていきたい」と話した。高畑さんは「幼い頃から屋敷林に触れてもらい、大人になってもこの経験を忘れないでほしい」と呼びかけた。(金田侑香里)

(転載終了)

 

今回の子どもたちの屋敷林体験ツアーは、とても貴重な、そしてすばらしい体験であったろうと思います。やはり、次の世代!そしてまた、その次の世代へと変わらず持ち続けていけるのではないかとさえ思います。僕は以前に『カイニョお手入れ支援隊代表』の松田憲さんと、お話しをさせて頂いたことがあります。やはり、屋敷林の枝打ちや落ち葉の後始末には、家主をはじめ家族の高齢化もあり、また焚火などの規制も、ひと昔前であれば当り前であった作業も危険!迷惑!と捉えられる感が実際のところ、ございますので存続が難しくなり「すべて切ってしまった方が周囲のみなさんに迷惑がかからないのではないか」と散居景観保全と逆行するご判断も可能性として出てきます。『砺波市に住む者として、改めて一考すべきこと』ではないかと僭越ながら思っている次第です。柴田佳一 拝、