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重陽の節句

3月3日ひな祭りの上巳の節句、5月5日子どもの日の端午の節句などと同じく、5節句のひとつ、今日!9月9日は重陽の節句(ちょうようのせっく)になります。古代中国の陰陽説では、奇数は縁起の良い陽の数といわれ、最も大きい陽の数である9が重なる9月9日にかくも盛大にお祝いを行ないました。それが平安時代に日本に伝わったとされています。旧暦では、菊の花が咲くころから「菊の節句」ともいい、当時は邪気を祓う菊の花を観賞する宴が催され、菊の花びらを浸した菊酒を楽しんでいたようです。菊は生命力が強い為、長寿を願う意味も込められていました。また、重陽の節句は収穫祭の意味合いもあり、栗の旬と重なるので「栗の節句」とも呼ばれています。栗の旬といえば、やはり『栗ごはん』ではないでしょうか?我が家の栗の収穫を僕は今から楽しみにしています!^^/


もう9月なんですね

昨日から、もう9月になってしまいました!31日(木)が満月スーパーブルームーンでしたので「忘れていた」って感じですね。さて、9月は『長月』(ながづき)と呼ばれ、秋の終わりの月で夜が長いことから『夜長月』(よながづき)が語源です。その他にも「菊月」(きくづき)、「菊開月」(きくさきづき)、「寝覚月」(ねざめづき)、「色取月」(いろどりづき)、「紅葉月」(もみじづき)などの異名があります。上手く名前を付けられているものだなあ!?と、ひとり頷いている次第です。暑すぎて、どうなるのかと思われていた稲刈りも、晴れ間が多く順調に進んでいるようです。本当に感謝です!良い月でありますように。^^


稲刈り始まる

今日も暑い日でした!もう稲刈りが始まっています。「天高く」という早生品種!これからドンドン秋の香りが広がってきますが、この香りが少しだけ薄まっているように思います。この写真は17:30の空です!太陽のエネルギーが、田や畑、そして我々生きているものたちに隔てなく降り注いでくれていることに、とてもありがたく思います。^^/


秋川さんの美しい声に

お盆休み明けとなりました。今日からまた懸命に患者さんの痛みに対処していきたいと思っています。さて、お盆といいますと、お墓参りの日という考え方があります。「故人を偲んで」「ご先祖さまへの感謝」とても日本人的なものと思います。先日『千の風になって』(秋川雅史さん)のすばらしい声を聞き、何故か不思議と涙が流れました!一方的な思考では決してなく、強い思い込みでもない、凝り固まったものでも全くない状態で、この『千の風になって』を耳にすると自然と涙が、そして胸の奥から熱いものが込みあがるのです!!とても不思議な感覚でした。よろしければ『千の風になって』(秋川雅史さん)をお聞きになってみてください。2月に亡くなった叔父もそうなってくれているのかなあって思いました。「楽しい思い出をとてもたくさん頂きました。妻共々感謝です!ありがとう」。


今日から水無月です

今日から6月です!「あ~!今日から電気料金が上がるんだぁ~っ」という声が聞こえています。(笑)そうではなくて6月は『水無月』(みなづき)といいます。これは田圃に水を張った状態を示す『水月』が変化したもので、旧暦の梅雨明けで水が涸れるという意味で『水無月』ともいわれます。そのほかには『涼暮月』(すずくれづき)『風待月』(かぜまちづき)『鳴神月』(なるかみづき)などの異名があります。もうしばらくすると梅雨入りとなりますが、雷が鳴って田圃の稲にはリンが降り注ぎます。なるほど!『鳴神月』って流石です!!


目から鱗の話!!

『目から鱗(うろこ)』と聞くと!今までの思い込みが一転するような、目が覚めるように視界が開かれたような、何かがきっかけとなり一気に物事の実態が理解できることをいいます。この言葉は聖書から引用されているとは!「使徒・9」のなかにしっかりとそう書かれているのです。『豚に真珠』もそうであり、ノアの箱舟には何人の人間が乗っていたか?それは「船」の漢字を見ると分かるという。「舟」「八」「口」と分解すると「八」つの「口」となり8人が乗っていたと理解できます!『イチジクのたとえ』のイチジクを漢字表記すると「無花果」となり聖書の理解がなければ、このような文字がつくられることはできないのです。日本人って本当に奥の深いものであると僕は今「目から鱗が落ちた」状態です!!


日本のすばらしさ

ツツジが満開になりました。甘い蜜のあま~い匂いに誘われて蜂と一緒にのぞき込むのでした。サツキはもう少しあとになりそうで『楽しみにしてなさい』と僕に語りかけます。本当に早く育ってくれていて『芽吹き』や『蕾』に『開花』など日々美しく、目にする者のこころを癒し、そして笑顔にさせてくれています。これもすべて天からの恵みであることに感謝しています。見上げると柿の葉がやさしく黄緑に化粧して包んでくれているような気がするのも天の計らいであると感じてしまうのが、何とも不思議で四季のハッキリとした日本のすばらしさだと思っています。^^/


花見いさら井

きのうは地域の大切な行事である『いさら井』があり、参加してきました。天候は雨で、肌寒く感じる日となりましたが、元氣で今年も参加できることに感謝しつつ作業開始!終盤近くには疲れも少しづつ感じるようになってはきたのですが、用水の横一線に桜たちが僕たちを迎えてくれ、非常に爽やかな氣持ちになり、疲れが吹き飛んだような明るい氣持ちになりました。それがこの写真なのです!満開とは言えないかもしれないのですが、少し疲れた僕たちには何よりのプレゼントだと思います。感謝しつつ作業を終え、事故もなく無事であったことにもありがたいと思いました。みなさんお疲れさまでございました。そして、ありがとうございました。^^


いさら井の下準備!

今日も好天に恵まれました。午後からは「いさら井」の下準備があり、地元の河川を見回りして、ゴミなどを確認して人員の割りふりをしていきます。これは明らかな神道行事であり、稲を育てる前に河川の中に入り禊ぎをすることなのだそうです!川掃除だと思うのが普通だと考えますが、日本という國はまだまだ奥が深い、いや深遠だということです。


2月3日節分です

今日は節分です。去年は明治30年!124年ぶりの2月2日が節分でしたので、何か不思議な感じがした節分でした。鬼役のひとが鬼のお面を被り、炒り豆を「鬼は外」「福は内」という言葉を願いを込めて撒く行事ですが、今では『恵方巻き』を丸かじりするだけで終了という声もお聞きしています。この『恵方巻き』の丸かじりは関西の習慣なのだそうで、包丁で切らないのは、ご縁を切らない為なのだとか。大阪海苔問屋協同組合さんがイベントで行なわれたことにより、コンビニさんが大々的に売り出され日本全国に広まった新しいものなのだそうです。20年くらいは経つと記憶しています。去年は、宮城県仙台市秋保の慈眼寺さまの「福は内」「鬼も内」の言葉をご紹介しましたが、ほかにも氣になる言葉がありますのでご紹介させて頂きたいと思います。

 

福島県二本松市では「鬼、外」ご領主のお名前が『丹羽さま』でしたので『おには外』は言わないのだそうです。千葉県成田山新勝寺さまでは「福は内」のみとされ、お祀りされている不動明王さまが鬼を邪気を祓われるので「鬼は外」は必要がないといわれます。埼玉県秩父市三峯神社さまでは「鬼は外」「福は内」のあとに「ごもっともさま」という言葉のあとに豆が撒かれるのだそうです。群馬県鬼石地区では「福は内」と良い鬼もいるということで「鬼は内」といわれます。伊勢本宮がご鎮座になる伊勢志摩・紀伊半島においては「福は内」「神は内」といわれます。これは、ご当主が『九鬼』さまですから、そのように忖度も勿論!ございます。

 

一般的な行ない方として、鬼は深夜(丑寅の刻)にやって来ると考えられていますので夜20:00~22:00頃に行ないます。「福は内」と部屋の中に向かって撒き、玄関は最後に「鬼は外」で外に一気に撒きます。使用される「炒り豆」は魔の眼を射るという意味もあるのだとか。日本という國は何と奥の深いことか。ですね!^^