以前に、仕事を終えて入浴後に好物のカワハギ煮を肴に一杯やっていた時のこと。妻の煮物は母譲りにて誠に旨いのである!よろこんで身をほぐしパクリ!モグモグゴックン!ゴクゴク・・・プハ~ッ!ん・・・あれ?・・・喉が?(苦)
お袋・・・・「よ~しかず!どうした?ん?」
妻・・・・・・「どおしたん?」
僕・・・・・・「ほ.ほ.ほねがっ」
全員・・・・「あはははは!エーッ!」
僕・・・・・・「と.と.とってぇ~!」
今、文章にしてみてもお笑いである。
だけども僕は真剣である!拍子が悪いものでカワハギの骨は硬くしかも大物の骨であった為にこのような仕儀と相成った!
ピンセットや菜ばし懐中電灯を片手に「上を向け!」だの「もっと口開けろ」だのだのへたくそにもピンセットを差込み!くねくねやるもんだからゴホッ(た助けてぇ!)
あの長~い菜ばしまで僕の喉に差し込んでくる! (うわ~っやめて~ぇ!)
そんなこんなで20分!全然取れません!
お袋の昔から魚の骨が喉に刺さったらごはんを飲み込むんじゃ!という一番やってはいけない方法もやる羽目に!(よい子のみなさんは絶対に真似しないようにね!僕はやったばっかりに悪化させてしまいました)
モタモタしたあと妻がひと言・・『あ!ごしんじょう』!!!!
何をしてたんだろう?ごしんじょう2本を手にした妻が上を向き口を開けた僕の喉に当てて2.3秒!!
大きなカワハギの骨が!骨自体がヌーッと出てくるではないですか!
誰がどう考えても有り得ない現実!みなポカーンと口を開けて放心状態!!
その内みんな目と目を合わせて抱き合う始末!
何なんだ!この家は!
我が家はこんな感じのひとたちが住んでいます!
僕がいうのもおかしいですがあったかいです。おもしろいです!
だけれども!ごしんじょう療法って本当に凄いとこころから思います。
痛みや病を取り去るだけではなく!ひとに対してあたたかく、そして優しい気持ちにさせてくれる!ということが分かります。
家族とごしんじょうにありがとう!を改めて伝えたいと思います。
もちろん!ごしんじょうをお譲りいただいた貴田晞照先生にこころから感謝です。ありがとうございます。