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1,183年5月、源平合戦俱利伽羅峠の戦いで、木曾義仲公を先導し、そして大勝利に貢献した「蟹谷次郎」が勝鬨太鼓を打ち、祝ったとされる「源氏太鼓」が奉納される富山県小矢部市下後亟にある神明社です。高岡市中田の旭将軍木曾義仲公の銅像から、弓の清水、そして小矢部市下後亟へと足跡を辿ります。越中武士が義仲公を勝利させたという事実は、今現在においても胸の奥底から湧きあがるものがあります。2カ月後の7月、源頼朝よりも先に上洛を果たします。挙兵から上洛!ここまでが、木曾義仲公と越中武士の最大の誉れであったのです。
石柱に囲まれ屋根の真下に旭将軍木曾義仲公の放った矢が刺さり、そして清水が湧き出てきました。それを義仲公に進言したというのが、その地の松原大助!お近くの松原姓は僕の同級生にもおりましたので話を進めれば、何かしらの発見があるかもしれません。清水を覗かせて頂きますと、甕を伏せたような石があり、そしてその下から清らかな水が湧いていて、3mほど下がった所に囲いがあり、そこの網から溢れ出て、川へと流れています。この清水が渇き切った義仲公の軍勢!ならびに馬たちの喉を潤し、士気が大いに上がったと記されています。帰り道に何故か僕にまで、不思議と力が湧き出るような、そんな気がした「弓の清水」でした。
富山県高岡市中田の「弓の清水に立つ木曾義仲」!所謂、旭将軍、源義仲公の雄々しい銅像です。この右側にその「弓の清水」があり、義仲公が矢を放って以来!こんこんと湧き出しています。昨日のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、青木崇高さんが木曾義仲公を、そして巴御前を秋元才加さんが演じているのを見ていて「弓の清水」へ出向いたことに何か不思議なものを感じています。僕の地元近くに小矢部市下後亟という地があり「俱利伽羅合戦」で、義仲公を先導し共に戦った「蟹谷次郎」のご子孫がおられます。僕たち以上に今回は注目されていると思います。
旭将軍、木曾義仲公が矢を放った姿の銅像です。高岡市中田の地には「弓の清水」があります。案内板には『寿永2年(1183)源平般若野の合戦に木曾義仲の軍勢、人馬諸共渇したること甚だしく、この土地の松原大助の進言で、此の地に弓を射た所、清き水湧き出して渇を医て士気大いに上がったところである』と記されています。現在、NHKで放送の大河ドラマ鎌倉の13人でもこれから注目されるであろう木曾義仲公。さて、三谷幸喜さんは一体どのような義仲公を描かれるのだろう?と、放たれた矢の先を今から楽しみにしています。「俱利伽羅合戦はあるのかな?」^^
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