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ちょっといい話。

左の写真は、僕たち夫婦の愛車であるY31.CIMAです。30年目も目前になってきました。

 

長く乗っていると!いや、長くお世話になっていると車自体が「意思」を持つというか?運転する僕たちに「CIMA君の今日の気分」が分かるというか、不思議な感覚になります。誠に変なことを言っているのは重々分かっているのですが本当なのです。旧車を大切にお乗りになっておられる方であれば、同じ思いであると考えます。さて、話は昨日のお昼過ぎのことです。妻が実家へ用事に行ったあとにイオン高岡の駐車場にCIMA君を停めました。

 

「コツン!」隣に停車した車のドアが勢いよく開き、愛車CIMA君に当たってしまったのでした。事後報告で聞いたときは「ええ~っうっそお~っ!えっええ~」と言ってしまいました。

 

詳しく話を聞くと!ドアが当たったのが分かった運転手の女性は、出て来てひたすら謝られたそうでフィリピンの方のようでした。ドアを勢いよく開けたのはお子さんだったようで、イオンに来た嬉しさからなのでしょう元気よく開けてしまったのです。

 

妻が「大丈夫です!いいですよ」とお伝えしたのですが、一所懸命に謝られたそうで、僕はそれを聞いて「いいよ!いいよ!また磨き上げま~す」と嬉しくなってそう言いました。今までにも何度かありましたが、謝られることなく猛スピードで逃げて行かれたことばかりで。(悲)

 

相手方のこころが伝われば、こころやさしく許せるものなんですね。僕はその場には居なかったのだけれども、意思を持ったCIMA君も「そのくらい全然大丈夫!こどもは宝じゃ!そのくらい元気があったほうがいい」などと、僕と同じことを思っていたようです。

 

ひとと車との意思の疎通が図れるのだからひととひとでは当り前!口だけでなく、こころとこころが伝わるということは本当にあったか~くやさしい気持ちになるんです。

 

何故かそんな気持ちで記した次第です。

 

 


なつかし~い!

昨晩、仕事を終えて食事をとっていてテレビを入れると『清志郎』の番組が目に入ってきました。RC.サクセションの忌野清志郎は僕たちの時代なんです!トランジスタラジオや雨上がりの夜空になどの曲が流れると身体が自然と動き出したものです。盛り上がったあとにスローバラードなんてもう最高!ホットな気持ちになれたものでした。歌って踊って息が上がった清志郎がスローバラードでクールダウンしていたのが思い出されます。昨晩10時からNHKの「ラストデイズ」は、発売中止となった元になった曲が少し流れたようでしたが、今の世の中を象徴したというか、このままではいけない!という清志郎のメッセージがそのまま僕たちの頭の中に生きています。彼のメッセージは熱唱する曲のなかにしっかりと残されています。まさか!3.11いや!今になってすべて理解できるとは思いもしませんでした。「遅すぎるよ」と言われてる気がしています。彼の遺したメッセージを忘れてはなりません!政治に無関心であってはならない!人任せであってはならない!

 

左上の写真はY31.CIMAです。妻と駐車場でスローバラードを聞きながら、いた時を思い出せるくらい長く付き合っている僕たち夫婦の愛車です。よく「なつかし~い!写真撮らせてください」と言われてポーズをとっていたら「車だけでもいいですか~」と、いつも言われています。(笑)あと、いつも清志郎に言われていた『あのなつかし~い言葉』が耳から離れません。しっかりと答えれるひとがたくさ~ん増えてほしいな!と願いを込めて・・・・。

 

『愛しあってるか~い!』by.忌野清志郎。

 本当にありがとう。(礼)