以前にも『獅子が行く!』と題してお伝えした富山県砺波市狐島地区の東獅子舞保存会のみなさんと被災地宮城県名取市閖上地区の閖上太鼓保存会さんとの縁有之!ということで名取市より招待があり8月2日午後4:00夏祭り会場にて競演されました。
翌日には、日和山富主姫神社にて左上の写真の通り、獅子頭のみではありますが獅子舞を奉納されました。当神社にはご覧の通り幣がふたつあり、津波で流された閖上湊神社も共に御鎮座になっています。麓には石碑があり昭和8年3月3日の昭和三陸地震の記録が記されています。その中に「地震があったら津波の用心」と。先人の「気をつけなさい」の言葉があります。(礼)
両地区のこころのつながりを両保存会の会長さんをはじめ、みなさんによって築かれましたことは、僕自身!本当に胸熱くなる思いです。僕も以前に気仙沼線普及委員会のみなさんと不思議な縁でつながり、何か不思議な深いものを感じているのです。
もうひとつ僕が不思議な縁を感ずるものに『屋敷林』があります!
・仙台平野の「居久根」(いぐね)
・砺波平野の「垣入」 (かいにょ)
・出雲平野の「築地松」(ついじまつ)
距離はあっても風習や習慣、生活の知恵があまりにも似ていることもあり、僕自身もう少し調べる必要がありそうです。
さて、神社の御名をもう一度!『日和山富主姫神社』!?やはり不思議な縁である。この記事は富山県神社庁砺波支部発行「砺波の杜」第41号(4頁)郷土芸能を通しての震災被災地との交流から引用転載致しました。