今!ひとつの思い込みが消えていくのかもしれません!この方法は何年も前に僕たちは実証しています。
今回は、皮膚の軽度の火傷をはじめとしたキズに対する処置法をお伝えしたいと思います。早期に!そしてキレイに治っていく方法です。この方法を頭の片隅に置いて頂くだけで例えば!避難所であったり、孤立した場所であったり、医療関係者のいない状況であっても必ずや役に立つ!と、僕たちは考えています。
使用するものは、台所には必ずある「ラップ」「水」それと包帯!それだけです!避難所や孤立した場所を想定した場合、水は水道があれば十分ですが、なければペットボトルの水でも結構です。もしラップがなければ、レジ袋や湿布薬をはがしたフィルムなどでも利用出来るかと思います。包帯がなければ、ストッキングや布を引き裂くなどすればよいと思います。まあ!アイデア次第ですね。
陸上競技で疾走中に転倒した場合、膝などを広範囲に擦傷します!
今回はこれを例にして処置をしたいと思います。お願いします!
1. 傷の部分に土や砂などを確認し、水できれいに洗い流します。
2. 傷の部分がきれいになった事を確認して、ラップを当てます。
3. 空気が入らないように傷の部分を大きく覆います。
4. きつくないようにやさしく包帯を巻き安定させます。
5. 毎日!ラップを交換します。
☆ 注意することは、ラップ交換の際に滲出した液体がありますが
これが大切なので、傷口の浸出液は拭き取らないように残して
それ以外の部分の浸出液は拭き取るようにします。以上です!
今でも消毒薬とガーゼを使って擦り傷や火傷を治療するという思い込みは外してみましょう。湿潤療法で検索されれば思い込みは完全に吹き飛ぶものと思います。