2014年6月25日(水)北日本新聞の社会面に大変興味深い記事が載っていました。古代の神秘目の当り と題したもので僕のこころに火がついてしまいました。
邪馬台国論争や卑弥呼のことなど、大学の教授らが唱えた学説に左右されない自説を僕自身、僭越乍ら持っています。
「思い込みがあっては道を誤る」ということは、53年の経験から大切にしている事なので、すべて最初は真っ白な状態から迫っていくようにしています。頭にふっ!と浮かんだ情報は貴重な情報として記憶することを常としています。
さて、前置きが長くなるので記事を引用転載したいと思います。
(引用転載開始)
ことし1月29日、京都国立博物館の一室。丸い鏡の反射光が壁に映し出されると、集まった報道陣から驚きの声が上がった。光の中に、普通なら表れるはずのない文様が浮かんでいたからだ。
(上) 魔 鏡 古代の神秘 目の当り
鏡は『卑弥呼の鏡』とも呼ばれる古代の「三角縁神獣鏡」を復元した一枚。光を当てると、反射光に鏡の裏側の文様が浮かぶ「魔鏡」であることが分かり、この日発表された。実証したのは当時、同館の学芸部長を兼務していた高岡市美術館長の村上隆さん(60)だ。「魔境現象が起きることは推測していたが、実際にこの目でみるとすごいものだと神秘性に感動した」。村上さんは研究時をそう振り返る。
三角縁神獣鏡は、近畿の古墳を中心に500枚以上が出土し、倭国の女王、卑弥呼が中国・魏から与えられた「銅鏡百枚」との説もある。祭祀などで使ったと考えられるが、実物はさびで覆われ、具体的な役割は不明だった。
厚い部分と薄い部分の差が大きい三角縁神獣鏡は、鋳型を使った複製が難しい。それほど古代人の技術が高いということだ。村上さんは最新の3Ⅾプリンターを用い、金属の粉をレーザーで溶かしながら重ねて精巧に復元。裏面にある文様の厚みの差が表にも微妙な凸凹を生み、魔境現象が起きることを確認した。
村上さんが企画・監修する「メタルズ!」展では、発表後初めて複元模造品を公開する。博物館のように文様面を表に平置きするのでなく、回転台に載せ、文様面と輝く鏡面の両方を見せる。魔境現象が分かる映像も流す。古代人が目にした鏡の美と神秘が、高岡市美術館によみがえる。
(引用転載終了)
古代から今も変わらずに存在し続ける『魔鏡』。日本の神社には存在し続けて今に至っています。
さわりではありますが、自説自論を記しておきたいと思います。これは「誰かから聞いたとか、文献を見たというものでなく、管理人である柴田佳一自身の脳裏に浮かんだものである」。ということを予め記しておきます。(礼)
この御鏡は、魔鏡と言われていますが神社にお祀りされている為に「神鏡」と申す御鏡であると思います。魔と申すなら「真」であればよろしかろうと思います。
太陽の光を当て、映しだされた映像は一体何なのか?何を現しているのか?なのですが、これは今回、割愛致しますが近いうちに僕が確信した証拠と併せてご紹介したいと思っています。
自説自論ですが、よろしくお願いします。拝、