昨晩は久しぶりに民放を見ました。妻が「ボクシング見る?大好きな長谷川穂積が闘うよ」と教えてくれました。
僕は、長谷川穂積さんが何故か大好きで、試合の度にその強さと、真の王者が持っている『格』に惚れ込みました。
然し乍ら今回の試合は、妻に聞くまで気づいていませんでした。今までだったらそんな事は皆無だったのに。大阪城ホールでの世界戦の初戦!相手はスーパーバンタム級の王者スペインのキコ・マルチネス(28)長谷川穂積さんは同13位です。
3階級制覇をかけての試合でしたが、残念乍ら7回TKОで敗れました。僕は、試合を見届けた後に正座をして拍手を送りました。彼のボクシングの美しさは比類なきものでした。
今までの試合を思い出しても、他のボクサーには無い美しさが僕の頭の中に映像として浮かび上がります。相手のダウンを見たあとにコーナーに戻り相手を待つスタイルが『正に王者の風格!チャンピオンとはこういうひとだ』と。
負けた相手を執拗にいたぶる行為は、日本人として恥ずべき行為であります。長谷川穂積さんは日本人として『凛』とした美しさを持った王者!真正のチャンプであったとこころから思います。
親に孝行し家族を守り抜く姿は、忘れかけていた日本人の魂を奮い立たせてくれた!と僕は強く感じます。
チャンプ長谷川穂積さん!
ありがとうございました。(礼)