3月の終わりに、国際司法裁判所が日本の調査捕鯨を中止するという判決を下しました。提訴したオーストラリアの言い分が認められたという事になります。
日本の食文化である鯨肉が、我々の胃袋を満たす事がなくなるという事です。僕個人としては、小学校時代の給食での鯨の竜田揚げは、出来れば忘れた頃にまた食したいと思うほどの旨さがあったと思うし、何とも懐かしい味であったと思います。僕個人の考えですが、国民食と言っても言い過ぎには当たらないと考えます。ここからは、僕個人の意見です。
鯨肉の食文化は国民食と捉えると!これは正しく国益であると考えます。日本国としては、何としても国益を守らねばなりません。オーストラリアの提訴に敗れて手を拱いていては断じてなりません。
TPP日米閣僚会議が行われ、アメリカが牛肉の関税撤廃を断念という新聞記事が1面を飾っていました。日本とオーストラリアのEPAが焦りを誘うともあります。ここは駆け引きであると!
僕は、TPPは白紙に戻ればいいと思っていますが、なかなかそうはいきません。二国間のTPP協議と二国間のEPAの双方で国益を守る為の駆け引きは、日本の外交における『腕の見せどころ』です。
僕は、今までの日本の外交は、何故か遠慮がちに見えていました。やはり!国益を守るという大切さは、強く大きな雰囲気が漂うものであると思っています。
左上の写真は、自宅庭のゼンマイです。綿に包まれてはいますが、綿を引き裂き大きく成長するエネルギーを秘めています。力強く広がるシダの葉を、日本の外交に見立て!僕は日本国民として注視しています。拝、