草刈り作業中に転倒され、石に左背部をぶつけられた患者さん(60代男性)が来院されました。激しい痛みがあり専門医に受診され、検査結果は肋骨骨折の診断でした。痛みが強く、思うようにからだを動かすことができません!胸部にベルトを装着され、呼吸も普段通りにはなりません!「何とかならないか」ということです。受傷後5日の経過があります。『それでは「整復」しますね』とお伝えして、左手と肘を挙げて後頭部に左手をつけて頂き「整復」を開始します。歪体となっている肋骨を正体に復していき「安定法」を施して「整復終了」!深呼吸可能!からだを横に捻っても痛みは消失しています!咳払いをするとまだ痛みがある状態ですので、前腕部を「三導療法」にて治療しますと痛みは消失しました!鎮痛剤でも消えなかった痛みが消えたことで、とても前向きになられたのではないかと拝察します。我々の行なう『整復法』の奥深さが広く周知されることがあるとすれば、様々な連携を図ることができるのではないかと僕は考えています。^^