今回は「お粥」(おかゆ)についてお伝えしたいと思います。2年前にNHK配信の『美の壺』を見ていると、福井県の曹洞宗永平寺のみなさんの食事が目に入りました。それが「お粥」でした。道元禅師の『粥有十利』(しゅうゆうじり)お粥を頂くことによって十の利が、益があるという教えです。(カテゴリー粥有十利を参照してください)とにかく、お粥を頂きますと!からだの中心から、そう!芯からポカポカと優しい~く温まり、それがからだじゅうに広がってくるのです。夏はしっかりと冬には薄っすらと汗が出てきます。我が家では、お粥に国産のゴマに能登塩を合わせて擂ったものをかけて頂いています。本当に美味しく、そしてありがたい「食」だと実感しています。子どもの頃「お粥」は病気になった時に食べていました。これは「気」が病んでいるからだの「気」を元に戻すという大切な方法だったのだと「気」がついた次第です!「食」とは「人」に「良」いと書き示されます。最近どうも、からだの調子が思わしくないと感じる方は『是非!「お粥」を頂いてみてほしい』と僕はこころから思います。如何でしょう!ご一緒しませんか?すっごく美味しいですよ。^^/