どうぞお大事に
ぎっくり腰など強い腰の痛みは非常につらいものです。コルセットの装着や歩きづらいことから、両手に杖を持ち、倒れそうになりながら来院された患者さん80代女性の方。先月に腰を痛められ、専門医を受診され、しばらくは良かったのですが、起床時から激しい痛みに耐えられず、付き添いのご親戚の方と来院されました。最近の気温は高めですが、やはり早朝は肌寒く感じます。ご年齢も考慮して治療を開始します。柔道整復術の整復法は行なわず、温熱療法を行ない血行を促進し、そして三導療法にて3点を刺激して痛みを取り、通電療法と運動療法を併施し運動範囲を拡大させ治療を終えました。あれだけの強い痛みが一気に雲散霧消し、お二人とも大変驚いておられました。起床時の気温が低い場合!人生の先輩であるご高齢の方々の各関節はこわばり、最初の一歩がきつくお感じになられます。からだを温めて血流の促進を図れば、痛みが解消してまいります。『冷やさずに温め、安静にせずず、徐々にからだを動かして、腰の痛みを消し去って参りましょう』僕たちは、ゆっくりと入浴して、可能であれば適量の飲酒もおススメしています。どうぞお大事に。
comment