柔道整復術13
階段の最上部から踊り場まで、何度も右臀部(お尻)をぶつけながら落下された患者さん(60代男性)が来院されました。右臀部の打撲部の疼痛と右鼠径部痛が顕著であり、右下肢膝関節を上げることが困難な状態です。受傷後10時間の経過が左股関節にも痛みを生じさせています。それでは治療に当ります!写真に示されている部分ともう少し下にかけて仙腸関節があります!この関節が歪体となっていますので、柔道整復術の整復法にて正体に復するだけです!整復終了とともに鼠径部の痛みが消え去り、両下肢がかなり高く上がります。打撲部には冷湿布を施して治療を終えます。患者さんは、先程の痛みや運動制限が雲散霧消して呆気に取られておられます。そこで「お酒は飲んでもいいですか?」と聞かれましたので『打撲があるので少しだけね』とお伝えしました。大体そう仰る患者さんは飲みたいと思いますので・・・。そう!僕もまったく同感です!^^/
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