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土下座について。

最近!『土下座』という日本人にとって特別な言葉について考えてみたいと思います。

 

何故か?それは今、世間で言われている『土下座』はとても違和感がありこのままにしておいてはならない!いとも簡単に思い込みを

してはならない!と強く感じるのです。

 

『土下座』がここまで刷り込まれた(印象的とする方が良いかも)

のは、テレビドラマによるものといってもいいと思いますし、それを否定は出来ないと思います。

 

『土下座』を強要したとして逮捕者まで 現れるとは、僕自身思いもしませんでした。然し、これが『土下座』の本来の意をはき違えている証左であると!僕は思うのです。

 

ここで先ずはお断りをしておきます。このブログに書いている内容は自論であり特定の機関や人物に対するものではありません。

 

「下に~い!下に!」これは、大名行列の際にとる庶民の儀礼的なもので、ここでいう『土下座』とは全く意味合いが異なります。

している事は同じ様でもこころの持ちようが(意識が)違います。

 

最近は、選挙期間中でも目にする事がありますが、これ程日本人として情けなく感じることはありません!そんなパフォーマンス的な

間違った行動をされるので勘違いするひとが出てしまうのです。

 

『土下座』は日本の礼式のひとつであり、土の上に(床等を含む)

直に正座し、手のひらを地につけ、額をも地につけそのままを保ちます。この行為を最低のものとする考えもあることは承知しています。が然し、僕はそんなに軽いものではないと思っています。

 

今の世では、畏れ多い高貴な方においそれとお会い出来るものではありません。個人がその対象者にまたその家族や縁者に対して許されない失態を不本意にも行った場合に『土下座』し深く謝罪する!

自分には出来ない大事を請願の意を込めて『土下座』し懇願する!

 

このような思い!とにかくずっしりと重いものなのだと強く思うのです。最近の意味合いの違うものとは比較にならない!と僕自身は

考えています。

 

とてつもなく深い謝罪や請願の意を表す日本の礼式『土下座』!を

ひとに強制するようなことがあってはなりません!ブームだからと

やたらに行うような軽いものではないのです。

 

僕が一番危惧する一点は、間違った『土下座』を強要された場合に

強要した人物に対するとてつもない憎悪をこころに宿してしまう!

その可能性は人間ですから少なからず起こりうる事と思います。

 

そうなると厄介なもので負の連鎖となりうるのです。(危険)

ひとを呪わば穴ふたつ。自らの墓穴を掘る事となりうるのです。

 

子供たちは敏感です!大人が日本の礼式について意味を取り違えぬようにしっかりと襟を正しましょう。

 

テレビでやっていたからでなく、今話題だからでなく、誰それがやっていたからでなく、何か変だ!本当なのか?疑問に思う事はその

ままにせずに自分自身で調べましょう。

 

流されてはいけません!

 

『土下座』について僕の思うことを偉そうにもこころを込めて書いた次第です。  拝、     

                              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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