先日に「普通に歩けない!寝たら痛くて起き上がれないんです!ひとに『それ絶対に座骨神経痛だ』って言われて、これ座骨神経痛ですか!?」と50代男性。車から降りて、痛みの余り車に寄りかかっておられました。稲刈り後の作業の際に腰を痛められたのですが、左のお尻から太もも後面、そしてふくらはぎにまで痛みが表れています。早速、治療を始めます!先ずは左手首を整復します。これで左お尻の痛みと太もも、ふくらはぎの痛みが消え去ります。「え!あれ?」次にベッドにうつ伏せになって頂き、腰と梨状筋を整復して終了しました。もはや痛みもなく普通に歩ける状態です。呆気の状態になられた患者さん!『もう大丈夫です!痛みや不都合が出ましたら来院してください』とお伝えしました。
この症例は、農作業中に起きた「ギックリ腰」と「梨状筋の浮腫みにによる座骨神経痛」だと思われました。椎間板ヘルニアからくる座骨神経痛の痛みは業務範囲外ですが、梨状筋損傷によるものは柔道整復術の整復法で一気に解決を見ます。もちろん業務範囲外の痛みは専門医のご高診をお願いしています。このブログが福音となれば、一考一助になればと存じます。