先日、またまた登場の中村さんと妻と三人で、糸瓜(ヘチマ)栽培から、糸瓜束子(ヘチマたわし)の作り方や活用法など情報交換をしました。我が家では3年前に、中村家は今年に栽培しています。
暑い夏を少しでも涼しく過ごす為にグリーンカーテンを始めたのですが、どうせなら実のなるものが良いだろうと思い!!パッションフルーツや糸瓜を網にはわせた訳です。
日に日に伸びていくツルを毎日眺めるのも良し、実の成長を楽しむも良し!なかなかに楽しませてくれますし、日陰のお蔭で涼も感じる事ができ、そして何より!実を楽しむ事ができるのです。(喜)
自分の望む大きさに成長した糸瓜を収穫します。生の糸瓜をお好み
の大きさに包丁で切っていきます。(身体用、台所用、野菜洗用)
大きめのお鍋にお湯を沸かし、お好みの大きさに切った糸瓜を入れ
煮つめていきます。(茹)
実が柔らかくなりましたら火を止め冷まします。すぐに水で冷やしても良いのですが、冷ましたほうが実や種が取り除き易いと思います。実や種はきれいに取り去ります。残りますと黒く変色しカビてしまいます。
きれいになりましたらパリパリになるまで干して糸瓜束子の出来上がりです。我が家の糸瓜束子は3年使用していますがそのままの姿できれいなものです。お風呂の中でゴシゴシ洗いをした後の違いは
正に凄い!の一言に尽きます。体験しているからこそ伝えることが
出来るのです。
昔からの言い伝えや、古くから使われてきたものは凄いのです!!今回の束子においても石油製品のスポンジタワシなど比ではないと
実感できること自体が凄い!
日本人は、その先人達の残してくれた大切なものを忘れつつあると思います。以前にお伝えした素晴らしい掟!年長者にはお辞儀をせねばなりませぬ!(会津の什の掟)そしてその方のその時代の話を聞かせて頂けるならば!少しでも大切なものを忘れる事無く継承できると強く思うのです。(望)
糸瓜の話から、さまざまなことを学び日本人らしく生きたいなあ!などと中村さんとお話しをして実感した次第です。(拝)