先日、患者さんとの会話の中で、猪(イノシシ)が田圃に入り稲を
食べ、荒らされる記事があった!とお聞きしました。その患者さんも山間部に田畑をお持ちの方でしたので「他人事ではないですね」とおっしゃっていました。
とにかく、今の時期の猪はくっさい!(臭い)とてつもなくくさい
そうです。猪の入った田畑のものはくさくて駄目らしい!のです。
米は異臭米!でアウト。それに使われた農機は、洗浄に洗浄を重ねないと使えないそうである。
ひとが大切にして収穫を迎える際に、荒らされた田圃をただ眺めるしかない!という現実には、僕も少なからず携わっている立場から
残念無念!の気持ちが湧きあがります。
人間の立場からいうとそれは間違いなくそうだと断言出来ると思います。僕も同感です!然し、猪の立場からするとどうなんだろうと
僕のいつもの癖がムクムクと頭を上にもたげてきました。
そりゃあ猪にすれば、おいしそうに実らせた稲を目にしたら文句なしで口にするでしょう!『やった~!こんなにもごちそうがたわわにある~』って思うに違いない!うん!多分そうだろう!と思う。
これを思い込み!ということは十分理解していますが、まあ種類の違うものとして続けます!猪は食べれるものは、掘り起こしてでも
食べて成長し冬に備えます。只それだけなのです。それが猪の仕事
であるといってもいいと思います。
共存関係を上手に保てるように、人間がうまく考えていかないといけないな!と、僕は思います。
そんな動物の被害!もあれば、こんな被害もあります。これもまた先日聞いた話しなのですが、稲刈り中に狸(タヌキ)が、稲の中に
隠れていたそうです。稲刈りを進めていくと機械の近くから飛び出して逃げていったのでオペレーターの方も安心して刈り進めた処!
ジッと動かずに!敵(機械)が立ち去るのを待っていたのであろう
二匹!(おそらく母親と子狸)が接触してしまったそうです。これもまた残念無念!の思いが湧き出てきて・・・・・う~ん何とも!
二通りの動物の被害!被害を受けた二通りの存在と二通りの残念と無念!何か問題がある時はお互いの意見を聞き一方的に決めつけてはならないなと感じたお話しでした。