古傷が気になる季節がやってきました。朝晩の冷え込みが身に染みる頃、肩や腰、膝などの古傷が痛むのです。日中になると体温が上がる為、気にならないのですが、冷え込むと痛みが現れるので、注意が必要です。また、古傷で痛む関節には軽い負荷であっても『ズキッ』と激痛が走ることもありますので、安易に考えず!気をつけることが肝要です。
古傷に対して気をつけてほしいことは、とにかく冷やさないこと。冷えがありますと関節がこわばり、動かすときに痛みと制限が出現します。こんなときは痛む関節をゆっくりと痛みの無い範囲で少しずつ動かします。そしてゆっくりと可動域を広げていきます。このようにして可動域を少しずつ広げていきますと、関節周囲の血流が促進され、関節周囲の体温が上昇し、全身の血流が清々しくなりポカポカしてきます。体温が高くなると最早!痛みは軽減か消失をみます。
時間が許されるのであれば、僕たちは入浴や飲酒もお勧めしています。飲酒に限っては可能であれば!ですので、からだに合わない場合はお勧めは致しません。他には「使い捨てカイロ」や「温感タイプの湿布」をお勧めしています。「温感タイプの湿布」や「パップ」は貼る前に温めておくとよろしいと思います。この方法は僕自身が行なってみて、その体験を基に良い情報としてお伝えしています。安心して行なってみてください。