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原動力

今回は、交通事故に遭った猫の話しをお伝えしたいと思います。先月の7月28日(日)午後6時15分頃に台所で手を洗いながら前を見ると道路を渡ろうとする一匹の猫が「パーン」と軽自動車にはねられました!はねた車はそのまま走り去り、後続の車は止まってから大きく迂回して走行してくれたので、轢かれることなく、何とか命は助かりました。

 

その後、起とうとするのですが後ろ脚が動きません!何とか前脚だけで側溝に逃げ込みました。「大丈夫か?」と近づいて声をかけましたが、野良のようで人を警戒しています。一晩はそのままにして、翌朝5時に様子を見に行くと側溝のトンネルに横になっていました。

 

死んじゃったのかと心配しましたが、お腹が動いて呼吸をしていたのを目にしたら、嬉しくて涙が出ました。どうしよう!?何とかならぬものか!?先ずは水と食べ物だと思い、七ちゃんのごはんと水をお皿に入れてトンネルに置き、そっと離れました。

 

5分後に離れた所から見てみると、一生懸命に前脚で踏ん張って、七ちゃんのごはんを食べていました。妻に伝えると凄く喜んでくれました。それだけを8月5日迄続けました。変化があったのは1週間後の8月4日。いつものように側溝のトンネルに置いてきたのですが、食べてない!反対側のトンネルを見ると、そこで僕の顔を見ているのです!15mも移動していたのでびっくりしました!

 

6日にも反対側のトンネルに置いてみましたが、もう食べてなくて、自分の棲みかへと帰って行ったのだろうと思いました。5日にはカラスが急降下して猫を襲っていましたので、身の危険を感じたのだろうと思います。6日に愛護団体にFAXしたのですが、繋がらない状態!下半身は脊髄損傷だと思いましたが、これもまた天の采配で、下半身のケガも癒されたのだと確信しました。

 

脊髄損傷だろうという僕の思い込みは、あの子のからだの回復力によって取り外されました。やはり「勝手な思い込みはしてはならない!」ということをあの子から学んだような気がします。交通事故から1週間あまりで回復したのは凄い!治療はほとんど舐めるだけ!それも一生懸命に・・・。

 

「諦めずに一生懸命、前向きに生きることこそが達成の原動力になる」あの子のおかげで、僕は強くそう思うに至りました!「ありがとう、元気で暮らせよ~!そして左右確認、急な飛び出しは禁止だよ」^^/

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