大関時代の稀勢の里初優勝を飾った一枚です。翌場所連続優勝で、若乃花以来19年ぶりの日本人横綱が誕生!沸きに沸いた日本列島でありました。国民が待ちに待った横綱!よく頑張ってくれました。これからはもう頑張らなくてもいいのです。本当にお疲れ様でした。僕が稀勢の里を芸術的横綱と申し上げたのは、土俵を清める塩のことです。稀勢の里が撒く清めの塩をスローで確認すると分かるのですが、美しいまでの放物線というのか?まるで生き物なのです!「他の力士では不可能だ」と言わんばかりに横綱の手から放たれます。これはもう神業と言うしかありません!
強さばかりでなく、神がかった横綱稀勢の里の引退は、日本人のこころの奥底に何か大きなものを残してくれたような気がしてなりません。