60歳を越えた辺りから、膝の痛みに悩む方が増えてきます。膝の痛みに伴なって、関節水腫(関節に水が溜まる)により、正座が困難になることや、立ち上がる際の強い痛み(歩行すると楽になる)などがあげられます。一般的には、変形性膝関節症と診断されています。こうなると!歩行の際に膝が外れるような感覚になることが多く、その際に転倒して、骨折や捻挫、打撲など大けがになる場合が起こりうることもあります。膝の中の半月板が摩耗し、ひび割れが発生していたり、O脚変形のために内側に強い痛みが出たり、膝内障があり、急な激痛が襲ってきたりとお困りだと推察致します。
今回は、お電話での相談を受けてのブログ回答です。どうすれば楽になるのか!?関節に熱感や腫れがある場合は安静にして、湿布と軽度の圧迫包帯。腫れなどが無い場合は、入浴で温まり、適度な飲酒で血流促進を行ないます。立ち上がる際や起き上がる際の痛みが強い場合は、行動を起こす前に!座ったまま、布団のなか、で膝関節を軽く動かしながら、こわばった関節を柔らかくほぐしてから立ち、起き上がるようにします。
膝の痛みが強いときは決して無理な運動をせず!焦らずに治療されることをお勧めしています。柴田接骨院では、三導療法にて痛みを軽減、ごしんじょう療法で痛みを取り去ります。
上の写真で赤色の点が示されています。これが三導療法の重要点です。膝のお皿(膝蓋骨)の上の点とお皿の下横のえくぼ二つを探り、つま楊枝の丸い頭の部分でやや強めに刺激を加えます。1・2・3で十分です。