最近!このヘアピンの名前のことで56歳にして、初めて知ったことがありました!笑わないで読んでください。お願いします。^^
子どもの頃から、女の子や大人の女性が付けていたヘアピンのことを僕たちは「ビンバさん」と呼んでいました。意味もなくそう呼んでいたのです。「あ!〇〇ちゃん!ビンバさん落ちたよ」って、拾ってあげたこともよくありました。でも何故?「ビンバさん」というのか?今の今まで調べることもなく生きていました。
先日「ビンバさん」を落とされた患者さんがありましたので「〇〇さん!ビンバさん落ちましたよ」と手渡すと「え~っ?なつかしい言葉ぁ~」といわれました。
次の患者さんが元美容師の方で「すずらんピンです」と教えてくださいました。続いて「波がついたものはアメリカピンで、ほかにはオニピン、ケピン、ダブルピンなどがあります」とのことでした。
では、どうして「すずらんピン」のことを僕たちは「ビンバさん」と呼んでいたのか?翌日!「ビンバさん」を落とされた患者さんがお調べになってくださいました。ありがとうございます!(感謝)
耳の後方から下の部分の毛髪を鬢(ビン)と呼ぶそうで、お相撲さんが髷を結うのに使うのが鬢付油(ビンツケアブラ)といいます。その鬢の毛を挟むピンを鬢挟み(ビンバサミ)というそうです。
要するに『ビンバサミ➡ビンバサミ➡ビンバサン』と呼ばれたということと推定されます。なあるほど!!凄いです56歳にもなって初めて知りましたあ。^^
ビンバさんはビンバサミだった。僕たちは訛って使っていただけなのでありました。^^/