伊勢より戻りました。ほんとうに長い間待ち続けた『お白石持行事』でありましたので大変感激しました。感激のあまりに、お白石を奉献する際に妻とふたりで涙しました。
平成25年7月27日(土)~28日(日)の記憶を鮮明にしたいと思います。
27日(土)
集合場所が50m先のJAとなみ野若林支店だったので柴田接骨院駐車場を開放してみなさんのお車を預かりました。さあ7:15バスに乗り出発です。乗り慣れた加越能観光さんのバスでした!
砺波ICを7:30に入り東海北陸・東名阪道をひたすら走ります。
トイレ休憩を取りながら12:00名阪道の関ドライブインにて昼食です。みなさんお白石持行事の特別神領民の方々ばかりのようで神社庁の旗があちこちにありました。
昼食を終えて妻と歩いていると殿山の伯父が参加していてビックリ!お互い「えっ来てたの?」伯父と別れて歩いているとまたまたビックリ!妻の実家ご近所の山崎さんとバッタリ「えーっ山崎さんも来てたんですか~?」ほんとうにビックリでした!
伊勢道に入り14:00頃に浜参宮二見輿玉神社にて法被を身に付けお祓いを受けました。神宮に入る前に禊をしたことになります。
15:30外宮到着!遷宮館を拝見し外宮の御正殿で厳かに参拝致しました。
17:30伊勢志摩ロイヤルホテル到着しお風呂に入り19:00より大懇親会でした。妻の体調を考えて1時間くらいで部屋に戻り早々に休みました。(睡)
28日(日)
朝4:00に起床!大変よく眠れました。妻も僕も体調すこぶるよろしく万全にてこの日を迎えることができました。ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいになりました。(礼)
すべて白装束に身を包み5:00から朝食です。(もちろん和食です)ごはんにお味噌汁、納豆にアジの干物をいただきました。(おいしかったです)
さあ!元気にバスに乗り込み6:00に出発!向かう先は浦田駐車場です。7:00に到着!結団式を終え奉曳の際の掛け声などの練習を行い奉曳をひたすら待ちます。 (掛け声は声高らかに 「えんや~!」をひたすら繰り返します)
長い長い白い綱を握り締めその時を待ちます。(緊張の一瞬です)
僕の居た所は宇治橋から550メートル手前です。8:00いざ!始まりました。「えんや~!えんやあ!えんや~!えんやあ!」
木遣唄が続きます。「良~いとこ~良~いとこ~えぇ~ありゃりゃりゃりゃあ!」
給水として冷たい宇治茶が振舞われます。奉曳しているひとにひたすら笑顔で応援しもてなしてくださいました。綺麗な女性がにこにこして近づいて来てハイタッチ!です。先輩のお父様方も「えんや!」のお声がすごく高らかになったのはそのおかげかも?
さっすがおかげ横町!!!
宇治橋が見えてきたところでお腹のあたりで曳いていた白い綱が頭の高さまで上下を繰り返すようになってきました!(けっ結構きつくなってきたぞ!最後まで頑張れっ!)ここで諦めてなるものか!と、特別神領民の意地でみなさんと頑張れました)
ほんとうに曳き手とお世話方のみなさんのおかげで終えることが出来ました。(感謝)
さあ!宇治橋の鳥居を一礼して神域に入って行きます。内宮さんはすべて右側をすすんで行きます。玉砂利をすすむと手水舎が設けられていました。大きな一本の竹を横にして間隔をあけた穴から冷たく神聖な水が出ています。その水を受ける下に杉の葉が入れてあります。
手をそこにて清めすすんだところに白い布がひとりひとりに手渡されます。もうすこしすすんだ所にお白石が見えます。
とうとう特別神領民としての真髄です。
(つづく)