今日の北日本新聞に以前から紹介されている中島さんの記事があったので早速転載します。北日本新聞 2013年(平成25年) 7月25日 木曜日 社会 (30)
(転載開始)
ロボットスーツで新しいことに挑戦
意識障害の中島さん(高岡) HAL開発者と”約束”
ずっと伝えたかった
重い意識障害がありながら文字をつづれるようになり、本紙連載「ずっと伝えたかった」で紹介した中島基樹さん(32)=高岡市=が24日、身体機能を補助するロボットスーツ「HAL」を開発した筑波大の山海嘉之教授と黒部市内で面会した。9月初旬にも同大の研究施設を訪れ、HALの技術を応用してより良い意思伝達の方法を探ることになった。教授は黒部市で開かれた、にいかわ政経懇話会での講演のため来県した。中島さんは2002年、急病による心肺停止が原因で遷延性意識障害となった。10年以上意識がないと思われてきたが、今年に入り、両親や友人に介助されながら文字を書けるようになった。山海教授は、文字を書こうとする中島さんの指の力を自らの手で感じ取ると、「HALの技術で神経の電気信号を読み取ることで、コミニュケーションの幅が広がる可能性がある」と指摘。自身がセンター長を務める同大サイバニクス研究センターへの訪問を勧めた。中島さんは母の依子さん(62)に介助されながら「新しいことをやってみたい」とつづり、意欲をみせた。
(転載終了)
何と11年もの間!意識がないと思い込まれて、孤独と戦い続けた中島さん。医師のひと言がそうしてしまった!させてしまった!
その医師のことをとやかく言っているのではなく思い込みの怖さを僕は言っています。
ひとの身体はひとが考えても分からないほど奥の深いものだと思っています。ですから、今までを振り返り思い込みはなかったか?
間違いに気づいたときに反省しただろうか?謝っただろうか?
中島さんの周りの方たちの思い込みが外れたときから、止まっていた歯車がゆっくりではあるけれど回り始めています。 (とても良い方向にね!)
北日本新聞に連載されるとまるで、軋む歯車に油を注すの如くに・・
僕は思っています!世の中のなかなか外せない思い込みがたくさんあること!これさえ外せれば日本が大きく変わる!と。(祈)