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至誠通天

治療室の額を「歩々是道場」から『至誠通天』に掛け替えました。

母にお願いして書いてもらいました!ありがとうございます。感謝!

 

田中角栄氏のお書きになった『至誠の人真の勇者』を見て「至誠」とは何かを知ったものでした。至誠とは『極めて純粋な真心』のことで、中国の儒学者孟子の言葉であり、誠のこころを尽くして行動すれば、いつか必ず天に通じ、認められるというものです。

 

吉田松陰は『至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり』と孟子の言葉から引用しています。また西郷隆盛は『ひとを相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くし、ひとを咎めず、只、己の誠の足らざるを尋ぬべし』と説いています。

 

それは「ひとを相手にせず、天を相手にすることで他人の目を気にしたり、嘘や言い訳けをするのではなく、天を相手にしてお天道様に偽りのない誠を尽くして、うまくいかない事を他人の所為にしたりして咎めたりする事をせず、只、自分が誠を尽くしているかどうかを反省すべきである」という意です。

 

正に!日本を動かす大人物のこころの奥底にある大きな柱であると改めて感じた次第です。僭越乍ら今も昔も日本人のこころの中にあるものと僕は信じています。

 

柴田佳一 拝、

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