1972年7月5日、日比谷公会堂にて行われた自民党総裁選!第1回投票では田中角栄156票、福田赳夫150票、大平正芳101票。
決選投票では、田中角栄282票、福田赳夫190票。翌日の国会で田中角栄を内閣総理大臣に指名。尋常高等小学校卒の内閣総理大臣が誕生したのです。農民から天下を取った豊臣秀吉になぞらえ『今太閤』と呼ばれ、日本中に空前の角栄ブームが一気に広がりました。
この時、僕は11歳!国会の中に颯爽と右手を挙げる『今太閤』さんの姿が、瞼の裏に焼き付いています。その尊敬するひとの言葉から「優れた指導者は人間を好き嫌いしない。能力を見分けて適材適所に配置する。肝心なのは大事を任せられる人を見つけることだ!」
と・・・。
日本人の誇りは「ひとの足を引っ張らず、手を差し伸べて引き上げることだ」という考えは、僕のこころを熱くします。尊敬するひとは亡くなっても今尚!僕に手を差し伸べてくれている!という気がしてなりません。
柴田佳一 拝、