昔なつかしい「アケビ」です。患者さんに今朝!頂きました。「柿の木に巻き付いていたんです」とお聞きしました。(なつかし~い)^^
本当にありがとうございます。
実はもう!下の大きなアケビは食べてしまったのです。とにかく!なつかしさのあまり、その味を確かめたくて食べたのです。何というか!?羊羹の甘さではなく、ういろうの甘さという感じで、種が多く口のなかで種が少し邪魔をするといった!子供の頃に味わったそのままの味でした。「本当になつかしい忘れはしない!この味なのです」^^
昔からアケビは生薬として用いられ、重宝したものです!せっかくの機会ですので、薬食同源!として効能などをお伝えします。
アケビの薬効
・ガン予防、抗炎症作用、脂質降下作用、肝臓病予防、腹水の予防
と改善、淋病改善、利尿作用。
生薬としてのアケビ
・アケビの茎を輪切りにしたものが、生薬木通(もくつう)です。
漢方では腎臓に働き、膀胱炎や浮腫(むくみ)湿疹、月経不順、
母乳不足に用います。
・アケビの果実は八月札(はちがつさつ)又は預知子(よちし)と
いい、乾燥して用います。漢方では、胸脇部の痛みや胃痛、下腹
部痛、月経痛、腰痛に用います。近年中国では尿路結石や乳がん
への投与など!効果が研究されています。
アケビの効果効能と分類
・木通(もくつう)を煎じて用いる。
(利尿作用、抗炎症作用、抗潰瘍作用、脂質降下作用)
(膀胱炎、浮腫、湿疹、月経不順、母乳不足)
・八月札(はちがつさつ)を煎じて、生食して用いる。
(胸脇部痛、胃痛、下腹部痛、月経痛、腰痛)
・新葉をほうじ茶にして用いる。
(利尿作用、健胃作用)
・葉、茎を20g煎じて用い、半透明の果肉を適宜食べる。
(淋病の改善、腹水などの改善、利尿作用)
✩ ツル、葉、茎、果実は、8~9月に採取して日光干しする。
アケビって本当に凄い!アケビに感謝ですね。^^