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院長のひとりごと!

最近!ちょっと気になる患者さんがおられました。リー先生ではないですが僕も院長として「ひとりごと」をブログに書いてみようと思います。ひとりの治療家として、患者さんが良くなることだけを考え!保身的な考えなどに決してとらわれない気持ちを大切にしたいと思います。本当に良くなってもらう為に。

 

平田賢介さん(80)は、歩行中に前に転倒され左手関節と両膝を強打され来院されました。歩き方も痛みの為に跛行しておられたのであろうと思い、それ以上は深く考えていませんでした。2、3日して再び転倒され再度来院!お顔にもすり傷がありました。

 

お顔もむくみが認められ!言葉を発するにも力がありません!「これはちょっとおかしい!?」と直感し『今現在!どんなお薬を飲んでますか?』と尋ねると!いくつか飲んでいるのだと分かりましたが、薬品名は分からないという。

 

さらには!健康食品(サプリメント)もお薬だと思って飲んでいるのだそうで!健康には人一倍の思いがある方のようです。

 

治療を終えて帰って行かれる後ろ姿をじっくりと見ていますと!どうも『パーキンソン』の歩行である事に気づきました。翌日!僕は平田さんにいくつかのサプリメントを中止し、お医者さまにお薬の相談をして頂きました。

 

他の医院からのお薬も見て頂いて、今の平田さんに必要がなくなったお薬を減らして頂きました。「S先生ありがとうございました」

その後!お顔のむくみはきれいになくなり、会話もハッキリとして力強さが戻ってきています!そして何より歩行もシッカリとしてきて『パーキンソン』に似た歩き方は無くなって来ました。

 

僕は、サプリメントや薬害のことをどうこう言っているのではありません!「合わないものは見直しましょう」と考えているのです。

 

健康の為に!少しでも元気で過ごしたい。「だから飲んでいます」だけれども!飲んでいて逆の方向へ行くのであれば・・・。

 

一考一助になればと存じます。

柴田佳一 拝、

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