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山茱萸(さんしゅゆ)

先日、患者さんより「庭のさんしゅの木です」と頂きました。「ほら!唄にもあるように」と言われましたが、僕としてはチンプンカンプンで知りませんでした。

 

「だけれども私の思い込みかもしれませんので、調べてみてね」と勧められ、調べたい気持ちになってしまいました。今回は「山椒」がキーワードになります。^^

 

       山茱萸(さんしゅゆ)

 

別命   春黄金花(はるこがねばな)秋珊瑚(あきさんご)

原産   中国 朝鮮半島

 

1722年に薬用として種子が持ち込まれ、東京の小石川植物園と駒場菜園に植えられています。薬用のある部分は果肉である!グミの事で、茱萸とは、グミの事です。

 

薬効:肝臓、腎臓の機能亢進・強精・強壮・冷え症・低血圧・胃下垂・不眠症・生理不順に効果があります。

 

宮崎県日向地方では、山椒のことを「さんしょ」「さんしゅ」と呼ばれていて、宮崎民謡の稗搗き節(ひえつきぶし)の一節!『庭のさんしゅの木~』は、山茱萸ではなく!山椒の木を唄っているそうです。

 

思い込み!というものは誰にでもあるもので、共通するところは、詳細はあまりよく知らない!だと思う!というところです。^^

 

僕は、小さなことから、一般、社会、政治、医療に至るまでの思い込みというものは必ずあるものだと思います。「詳細はあまりよく知らないが多分そうだろう」という思い込みで!^^

 

今回頂いた「山茱萸の木」から色んな事を改めて気づくに至りました。本当にありがとうございます。拝、

 

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