今回の薬食同源は、さといもです。先日!患者さんから頂きました。
皮をむき、真空パックに詰めたものを「冷凍しておいてくださいね」と
こんなにたくさん入っています!
「ありがとうございます」僕は!さといも大好き人間なのです。さといもの塩ゆで、イカとさといもの煮物やさといもの煮っ転がしなどなど、たくさんの料理が目に浮かんで、あとの食事がとても楽しみになります。^^
さて、本題に入ります!「さといもは美味しいのだけれど!?皮をむくと手がかゆくなってしまって・・・。」そうなんです!原因となる成分はシユウ酸であって味の中のエグミです。さといも!さあいろいろと知りたいと思います。
さといも
薬効:腎臓病・糖尿病・老化防止・便秘・下痢・打ち身・捻挫・
肩凝り・やけど・虫刺され・ガン細胞の抑制・潰瘍の抑制
むくみの解消・ダイエットに向く
さといもの主成分はデンプンで、他のいも類と比べて多く含まれているのがカリウムです。独特のぬめりはガラクタンという炭水化物とタンパク質の結合した粘性物質によるもので、免疫力を高め、ガン細胞の増殖を抑制し、潰瘍においても効果があります。
ぬめりの中でもうひとつムチンは、肝臓や腎臓の働きを強化し、老化防止に役立ち、また唾液腺ホルモンの分泌を促進します。そのことにより消化を助け、胃腸を整えることで便秘や下痢を解消せしめ笑顔で健康に生活できるのです。
いかがでしょうか!?お薬ではなく『さといも』なのです。日本の四季に応じて生育し、収穫した野菜たちがこれ程の『ちから』を持つなんて思いもしなかった!と言っても過言ではありません。
普段から薬食同源!医食同源!という先人たちからの教えを僕たちは忘れていただけなのです。もう一度!慌てて前に進むのではなく一度立ち止まって深呼吸をし!一歩下がって見つめてみよう・・。
このブログを記しながら、僕自身が一考した次第です。拝、