とれたてBlog

TOP > とれたてblog > ぎっくり腰が増えています

決してあきらめない救急医療!まとめ。

救急医療において、第一に西洋医学で治療にあたられます。常日頃より寝食をとる時間も削られての診療にこころから厚く御礼申し上げます。

 

不安一杯の患者とその家族に対して

スタッフ全員で治療にあたられる姿と親切丁寧な説明に、どれだけ頼もしく、助けられたことか!そして希望が持てたことか!然し乍ら、病院での救急医療が受けられない場合はどうしたらよいのか!決してあきらめない救急医療!1.2.3.でAEDの有無を想定したものを記しました。

 

ない場合にどうするかは、師によって教えられたものでありひとの命を守る為に、ひととして行うべきこと!であると。今回のブログ決してあきらめない救急医療!は、正直!迷いました。然し、僕の背中を強く、そして優しく押してくれた一冊の良書がありました。

 

春日大社元宮司そして医師であられた葉室頼昭著 神道のこころ 

日本人の美しい暮らし方が書かれている!僕たちの宝物(本)です。以下、一部引用させて頂きます。

 

(引用転載開始)

これは昔から言われていますが、赤ちゃんの麻酔というのは非常に難しい。下手に麻酔をするとショックが起きて赤ちゃんが麻酔だけで死んでしまいます。ショックが起きると心臓はもちろん、呼吸も止まる。赤ちゃんは真っ黒けになってしまう。そして赤ちゃんは死んでしまいます。昔は赤ちゃんの手術では麻酔で年間何人か死ぬというのは常識でした。

 

赤ちゃんでショックが起きるともうどうにもしょうがない。うちも赤ちゃんの患者が多いから、ショックが起きることがあります。そのときに小指の先へ注射針を刺す。ここに心臓のつぼがある。そこから一滴、二滴血を絞り出すと、血液が回っていなくて赤ちゃんは真っ黒けなんだけれど、指先だけがピンク色になる。麻酔のドクターはもうだめだと言っているんだけれど、心電図がパーッと動き出します。それで麻酔のドクターがビックリしてしまうんですが、すぐ息を吹き返して助かります。だから幸い私は赤ちゃんを死なせたという経験はいっぺんもありません。私が医者になって患者さんが死んだという経験は一人もない。

 

またこんなこともありました。梅田新地のある行きつけのスナックがあって、前によく家内とカラオケに行っていた。カウンターがあって、僕の隣に六十いくつかのご婦人がいて、いきなり意識を失ってひっくり返ったんです。それでみんなびっくりしてしまって救急車を呼んだんだけれど、梅田新地というのは不法駐車がいっぱいあって、救急車がなかなか入って来られない。

 

マスターが僕がいたものだから、先生、いてくれてよかった。何かやってくれと言うんですね。やってくれと言ったって、おれは何も持ってない(笑)。ちょうど縫い針を持っている人がいたから、それを借りて火で焼いて小指の先のつぼに刺して血を出したんです。それでそのご婦人は息を吹き返しました。救急車で病院に行ったけれど、元気になって、あとでお礼に来られました。

 

このように小指の先には大切なつぼがあります。だから、家で倒れたとか、何かのとき、救急車が来るまでにこれをするといいと思います。何もなければかみ切ってもかまわない。血をちょっと絞り出してやるということが必要なんです。

(引用転載終了)

 

そうなのです!両手10本の指先から血を絞り出して2時間後に息を吹き返された例も挙げられています。とにかく決してあきらめない気持ちが大切な命を守る!ということに直結しています。

 

僕は思います!西洋医学に対して代替医療的な東洋医学をはじめとする様々な治療法。ドンドン良い情報として集積されるならば!命を守るという大切な行為が当たり前になってくる!それも自信を持って行えるようになると!

 

よろしければ『葉室頼昭先生の著書をご覧になってください』

僕たちの「目から鱗が落ちた状態」を共有して頂ければ幸いです。

このブログが一助になればと存じます。拝、

 

 

comment