今回は、限られた中でAEDもなく、携帯電話も圏外で医療関係者もいない!過酷な場合を想定します。あるのは『決してあきらめない気持ち』だけ。さて、いきましょう!
最近!残念な医療事故が起こっています!幼いこどもたちが薬物投与のあとに亡くなってしまった。という事故です!ニュースや新聞でお知りになった方もたくさんあろうかと思います。日本の将来を担うはずであった大切な宝を失うことは、ご両親の悲しみと共に、この国にとっても大きな損失です。医療関係者は勿論のこと!命を守るということは万民すべて同じ筈です。
緊急の場合は、「医師ではないだの資格がどうだの!責任は誰がとるだの!そんな事で目の前の消えそうな命を救えるかぁ」と強く思うのです。
あ!また熱くなって話が逸れていきそうなので、一息ついて戻します。今回の大切なポイントは両手10本の指先にあります!では。
1. 意識と呼吸の有無を同時確認!なければ胸骨圧迫開始!
(前ブログ決してあきらめない救急医療!2を参照)
2. 1名を携帯電話の圏内に移動させSОS発信し、戻るよう指示。
3. 大声で名前を呼び、「大丈夫だ!戻ってこい」と連呼する。
(耳元で大声で叫ぶと意識が戻りやすい)
4. ※ 針があれば(カッターナイフでもよい)火で炙る!
(火がなければ、きれいに拭く。緊急時は省いてもよいが・・)
5. ※ 左上の写真の如く指先に針を刺し、血を絞り出す!
(両手10本の指先すべてに行う!これが最大のポイント!!)
(カッターナイフで指先を切ってもよい!血を絞り出す!!)
6. 自発呼吸が戻るまで決してあきらめないこと!
7. 1.3.5.を繰り返す。6.の如く頑張ること!
次回は、決してあきらめない救急医療!をまとめます。