恒例の神道行事『夏越の大祓』が厳かに行われました。日本国中の神社で今も続く伝統行事です。
茅の輪を立て、その輪をくぐり抜け半年間のけがれを祓い、正常な状態(清浄な元の状態)に戻すこと!一般的に無病息災を祈願することを指しています。茅の輪には、蘇民将来伝説が由来するものとお聞きしたことがあります。
以前にも相撲は、単なるスポーツではなく神道行事であると申し上げましたが、今回!夏越の大祓にてご説明させて頂ければ「なるほど」と言って頂けるのではないかと勝手に思いました。^^
立てた茅の輪を横にしますと、そのまま神聖な土俵になります。宮司さんは、そのまま行事となります。屋根には鰹木が乗った御正殿であり、注連縄はそのまま横綱の綱となるのです。
知らず知らずのうちに、わんぱく相撲や奉納相撲をはじめ、大相撲を見ているのは、もしかしたら!?けがれを祓い無病息災となって五穀豊穣をもたらす為の『大祓』なのではないでしょうか。