平成26年初場所を制したのは、やはり横綱白鵬でした。大関鶴竜に敗れはしましたが決定戦において圧倒
し通算28度目の優勝でした。
以前の拙ブログで『横綱への道』と題して、自論をあげて横綱と大関の違いを書きましたが「然り」と言うほかはないと、改めて思った次第です。
番付外の前相撲から、横綱への道は始まります。その他としては今人気の遠藤や超新人の逸ノ城など、アマチュアや学生での優勝者などの特別枠の幕下付け出しがあり、実力者としてそこから横綱への道を歩むことになります。
今場所に横綱昇進を賭けて土俵に上がった大関稀勢の里は、まだ早いと出直しを申し渡されました。来場所は大関鶴竜が昇進を賭けて土俵に上がります。
千秋楽の最後に胴上げを行ない、神様にお帰り頂く神送りによって
陰陽である大関稀勢の里の出直しと、鶴竜の綱取りも上げられました。3月の大阪場所に降りて来られる神様は、どのような陰陽を表されるでしょうか?
左上の写真は、優勝した白鵬を祝し国歌斉唱の直後のものです。国技館内とテレビ桟敷と一体に、言い方を変えれば日本中に君が代が流れ、ひとつになった直後の瞬間なのです!(奥が深すぎかな)
今やエジプトやモンゴル、中国とシルクロードの旅のように日本と一本の線で結ばれた!と思っているのは僕ひとりではないと勝手に思っています。前回の『横綱への道』で掲載した、大砂嵐と遠藤の写真のように・・・・・!
心技体。
その地位が育むものである。
大阪場所での東大関 鶴竜力三郎の綱取りに注目です。