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迫力満点の源氏太鼓

ご近所にご鎮座になります小矢部市下後亟神明社で、2年ぶりに『源氏太鼓』が奉納されました。この『源氏太鼓』は、1183年(寿永2年)5月に木曽義仲とそれを迎え討つために北上した平維盛が砺波山にて俱利伽羅峠の戦いを繰り広げました。土地勘豊かな越中武士団のひとり!蟹谷次郎は根井小弥太率いる2000人の中に加わり、巴御前1000人の中には水巻兄弟。樋口兼光3000人には林、富樫の両名が、余田次郎3000人には宮崎太郎と向田が加わり対峙します。夜陰に乗じ、鬨の声をあげ怯むことなく、500頭の松明を付けた牛と共に一気に押出します。不意をつかれた平維盛の軍勢は、俱利伽羅谷へ雪崩のように落下していきました。このように土地勘豊かな越中武士団加わる木曾義仲軍の圧勝となり、蟹谷次郎の勝鬨太鼓が鳴り響き、喜びに舞い踊り、そして美酒に酔い笑い声が長く聞こえたことだろうと推察します。「これこそ越中武士団の誉れ」このときの勝鬨太鼓が、先日9月11日の小矢部市下後亟神明社2年ぶりの『源氏太鼓』なのです。839年経って今尚、蟹谷次郎のご子孫の方々や地元のみなさんにこれからも大切に保存されていくのだろうと思います。感動です!柴田佳一 拝、

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