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改めて一考すべきこと

今日の北日本新聞(地域ニュース)に大きく『屋敷林の役割 遊んで学ぶ』の記事が掲載されていました。以前にも拙ブログにてお伝えさせて頂きましたが、僕の住んでいる砺波市の散居景観は、先人たちが残してくれた!とてもすばらしく、理に適った生活の知恵がギッシリと詰まったものであると僕は思っています。以下、北日本新聞より転載させて頂きます。「いつもステキな記事の掲載をありがとうございます」^^

 

(転載開始)

 散居村の景観保全に向け、砺波市と市屋敷林等保全委員会(宗景昭委員長)は5日、市内の小学4~6年の児童と保護者を対象にした屋敷林の体験ツアーを開いた。子どもたちは遊びながら、砺波平野が誇る自然や文化に触れ、屋敷林の役割を学んだ。

 

       カイニョと生きる  自然・文化に触れる

 

 子どもに屋敷林の魅力を伝え、保全につなげようと2016年度から行なっている。この日は親子9組が参加。砺波市秋元の砺波カイニョ倶楽部代表幹事、高畑邦男さん(72)方を訪れた。子どもたちはスギやツバキが茂る庭で、ブランコに乗ったり、「スンバ」と呼ばれるスギの落ち葉を集めホットドックを焼いたりして楽しんだ。屋敷林の内と外の温度の違いを調べ、屋敷林の役割に理解を深めた。庄南小5年の境晃希君は「日陰が多くて涼しかった。屋敷林がずっと残るように支えていきたい」と話した。高畑さんは「幼い頃から屋敷林に触れてもらい、大人になってもこの経験を忘れないでほしい」と呼びかけた。(金田侑香里)

(転載終了)

 

今回の子どもたちの屋敷林体験ツアーは、とても貴重な、そしてすばらしい体験であったろうと思います。やはり、次の世代!そしてまた、その次の世代へと変わらず持ち続けていけるのではないかとさえ思います。僕は以前に『カイニョお手入れ支援隊代表』の松田憲さんと、お話しをさせて頂いたことがあります。やはり、屋敷林の枝打ちや落ち葉の後始末には、家主をはじめ家族の高齢化もあり、また焚火などの規制も、ひと昔前であれば当り前であった作業も危険!迷惑!と捉えられる感が実際のところ、ございますので存続が難しくなり「すべて切ってしまった方が周囲のみなさんに迷惑がかからないのではないか」と散居景観保全と逆行するご判断も可能性として出てきます。『砺波市に住む者として、改めて一考すべきこと』ではないかと僭越ながら思っている次第です。柴田佳一 拝、

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