先日!手首の痛みと運動制限を訴えられる患者さんが来院されました。(60代女性)右手をつくことも捻ることも痛くて出来ず、腫れは全くありません。右手関節捻挫と判断して、すぐに整復法を行ない終了しました。整復後は、激しい痛みも雲散霧消し、捻っても手をついても全く差支えはありません。子どもさんを抱き上げた際に手首!右手関節の相互バランスを崩したものと思います。お怪我をされてから、痛みが引くまで湿布を貼り様子をみられる方が多くいらっしゃいますが、1日でも早く受診されまして笑顔になって頂きたいとこころから思います。我々の行なう柔道整復術の整復法は『骨折・脱臼』ばかりではなく『捻挫・挫傷』においても整復法にて、その場で痛みを取り去ります。このすばらしい先人たちの技術や知識を今に伝え、後世に残すためにも生涯研鑽は怠ることなくいきたいと僭越ながら思っています。