朝食にお粥を頂くようになって、今日で一年になりました。NHK『美の壺』で福井県曹洞宗永平寺のみなさんが頂かれるお粥とその作法を目にして『粥有十利』(しゅうゆうじり)を初めて知るに至りました。あれから毎日!一日も欠かすことなく朝食にお粥を頂いています。能登の塩と国産のゴマを炒り、摺り合わせてお粥に入れ頂くのです。熱いのでお粥を頂いたあとには汗が出てきます!体温を上げて免疫力を高め、健康で過ごすことのできるからだを造りあげることができるという優れものなのです。もう一度『粥有十利』を改めてお伝えします。
『粥有十利』
1 色(肌の色艶を良くする)
2 力(気力が増す)
3 寿(寿命が延びる)
4 楽(食べ過ぎることがなくからだが楽になる)
5 詞清辯(血流が良くなり頭が冴え言葉も滑らかになる)
6 宿食除(胸やけをしない)
7 風除(風邪を引かない)
8 飢消(飢えを満たす)
9 渇消(喉の渇きを潤す)
10 大小便調達(便通が良くなる)