1994年11月大関貴乃花を横綱に推挙する伝達式において「今後も不撓不屈の精神で、力士として相撲道に不惜身命を貫く所存でございます」ときっぱり口上した貴乃花。
そう!今の貴乃花親方です。『不撓不屈』とは、強い意思をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。を意味し『不惜身命』は、仏道の為に身も命も惜しまない。という正に『私は相撲道の為に強い意志をもって、如何なる苦労や困難があっても決してくじけず。相撲道に命を捧げる覚悟です』と伝達式で宣言したと言っても過言ではないのです。
現状では「黙して語らず」の貴乃花親方!僭越ながら僕は思います。相撲協会をではなく、すべての相撲の・・・。いや、相撲道(赤ちゃん泣き相撲、ちびっこ相撲、わんぱく相撲、中・高・大学相撲、青年相撲、アマチュア相撲・大相撲・ひとり相撲・)の為に、ひとり汗をかいておられるのだと。
神事でありますから、神さまがお決めになられると思っています。周りは見守るしか術はないと僕は考えます。貴乃花親方は「黙して語らない」ではなく、先にお伝えした通り「有言実行」の人であると強く思います。
貴乃花親方は決してひとりではありません!もの凄くたくさんの人が、こころをひとつにして静かに見守っています。
こころしずかに・・・・・。
柴田佳一 拝、