2月5日に拙ブログ「スイスって!」と題して『ベーシックインカム』についてお伝えしましたが、ついに6月5日!国民投票の結果が出ました。結果は僕の予想を反して『否決』となりました。
僕は『可決』となり、後に続く国の手本となり得るものと考えていました。それが反対多数(約78%)にて否決しました。僕はスイスの経済や政治のことは知りません!日本の状況に当てはめて考えていましたので『可決』を期待した次第です。
「スイスの反対意見」は、注目した国の方々には大きな参考になるものです。列挙してみると!『スイス政府は、財源不足を反対理由としている』事を挙げ『経済界は、勤労意欲を失われる懸念を心配』それに『労働組合は、想定する支給額では収入が減る年金受給者が出ること』を理由に反対を表明していました。
毎月2.500スイスフラン(約30万円)を大人ひとりあたり無条件に支給し、子どもには625スイスフラン(約7.5万円)を支給するというもの。財源は年間2.080億スイスフラン(約25兆円)の拠出でしたが、多すぎたのかもしれず・・・。
我が国の貧困を考えると!スイスの国民投票可決により、将来的に貧困や犯罪の大幅な減少が見込めるのでは!と微かな期待を寄せていた僕でしたが、チョットがっかりして笑ってしまいました。
然し!それを国民投票で決するなんてやるよなあ。日本で出来るだろうか・・・?
スイスは一歩先を歩んでいるのかも?