この夏にスイスで国民投票が行われます。何を決めようというのか?それは!ベーシック・インカムを導入するか!否か!というものです。「何だそれ?」と誰もが思います。然し!意味を理解すると物凄いことなのです。
スイスが国民投票で決しようとしている「ベーシック・インカム制度」とは『国民の最低限の生活を保障する為に国民全員に無条件にお金を支給する制度』です。毎月2.500スイスフラン(約30万円)子供には625スイスフラン(約7.5万円)が支給されます。(驚)
年間2.080億フラン(約25兆円)の財源が必要となります。この夏の国民投票では大多数の賛成票で可決されることになると思われます。これはもう!本当に凄いことです。(脱帽)
日本でも「ベーシック・インカム制度」が国民投票で決することになるとすれば!年金問題や貧困!犯罪などが減少し、出生率や国民生活自体の向上が見込めます。最近よく耳にする『子供の貧困』という言葉は「貧困家庭」そのものであって「親の貧困」なのです。
荒んだこころで暮らすより!ほんの少しでも豊かなこころで国民ひとりひとりが暮らせる国になれば!と心底から思います。先ずは!スイスの動向に大注目!だと僕は思います。
スイスってやるなあ!豊葦原の瑞穂の国『日本』も「国の底力」をそろそろ見せないといけない時期なのかもしれません。(一礼)