今回は、東洋医学!の舌診です。
「望診」のひとつで、患者の全身状態をはじめとして、顔色や皮膚、目
、舌など細部の色や形を観察します。西洋医学の視診に相当しますが、とくに眼光に生命力の強弱を診る「望診」などは、東洋医学ならではの方法といえるでしょう。
この望診では、舌の状態を調べる「舌診」をより詳細に行なうのが特徴です。舌は体の状態によってさまざまに変化し、診察の大切な指標となるからです。
具体的には、舌を舌質(舌そのもの)と舌苔(舌の表面の苔)に分けて、それらの色・乾燥度・形態を診ていきます。正常な舌の状態というのは、大き過ぎでなく、小さ過ぎでもなく、色は淡い赤色で舌苔が薄く白いものです。
その診断は奥深く!データではありません!
ひとをみ(見・診)ているのです。(一礼)